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ブリヂストンCEO「タイガーの価値はすごい」 12月の競技復帰を喜ぶ

2017/11/11 12:08
ブリヂストンCEO「タイガーの価値はすごい」 12月の競技復帰を喜ぶ
昨年12月にブリヂストンと契約を結んだものの、わずか数試合のみの出場に終わったタイガー・ウッズ。

 

 自身が主催するヒーロー・ワールドチャンレジ(現地時間11月30日/バハマ、アルバニーGC)での競技復帰を表明したタイガー・ウッズ(米)。世界中のファンが同選手の復帰を喜んでいるが、期待しているのはファンだけではないようだ。

 2016年12月15日にウッズと契約を結んだブリヂストンCEOのアンヘル・イラガン氏も元世界No.1ゴルファーの復帰を心待ちにしている1人だ。

 昨年末にウッズとボール契約を結んだものの、同選手がブリヂストンのボールを使用してプレーしたのは数試合のみで、シーズンの大半を棒に振っていた。しかし、同社は既に大きな利益を手にしているようだ。

 米『Yahoo』でウッズの復帰について問われたイラガン氏は「実を言うと、ボールの知名度はもうあがっている。それだけタイガーの価値はすごいんだ。ボールやクラブにこだわりを持つ彼が我々のボールを選んでくれた。プレーしてくれれば、より知名度も上がる。彼がベストなボールを使っているってね」とすでに商業面で大きな成果を上げていると明かした。

 同氏は続けて「モハメド・アリやマイケル・ジョーダンでも、活躍するまではそのブランドに大きなインパクトを与えることができなかった。彼らが超越したパフォーマンスを見せることで、熱狂的なファンがつき、大きな価値を生む。ただプレーするだけじゃ、会社に大きな利益を作り出すことはできない」とウッズの活躍を願っているようだ。

 多くのファンやメディアは、ウッズが再びツアーで優勝を成し遂げるのに懐疑的な意見を示しているが、同選手は再びゴルフ界に大きなインパクトを残することができるのだろうか。

(写真提供:Getty Images)

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