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遼・峻ペアが“神童”撃破! 初日は両軍譲らず/ロイヤルT

2011/01/07 18:03
遼・峻ペアが“神童”撃破! 初日は両軍譲らず/ロイヤルT
初日のフォーサムで見事に勝利した石川(左)/薗田ペア。 (写真提供:AP/アフロ)

 

 アジア選抜と欧州選抜による対抗戦ザ・ロイヤルトロフィが現地時間7日、タイのブラックマウンテン・ゴルフクラブを舞台に開幕。大会初日はフォーサム(2人のプレーヤーが1つのボールを交互に打つ形式)のマッチプレー競技4試合が行われ、アジア選抜は対戦成績2勝2敗(勝:1ポイント、敗:0ポイント)、ポイント2-2で両軍一歩も譲らぬスタートとなった。

 アジアと欧州の精鋭8名ずつが激突する新年恒例のビッグイベントは大接戦の幕開けだ。フォーサム第1試合でリャン・ウェンチョン(中)/ノ・スンヨル(韓)組がヘンリック・ステンソン/ヨハン・エドフォース(ともにスウェーデン)組を3アンド2で下したものの、第2試合で池田勇太/金庚泰(韓)組がコリン・モンゴメリー(スコットランド)/リース・デービス(ウェールズ)組に2アンド1で敗戦。ポイントは1-1のイーブンとなる。

 そして初日最注目の第3試合。昨年9月のゴルフ日韓対抗戦でも活躍を見せた石川遼と薗田峻輔の杉並学院高“名物”コンビが、17歳の“神童”マッテオ・マナッセロ(イタリア)/パブロ・マーティン(スペイン)組と対戦。マスターズで史上最年少予選通過、欧州ツアーで史上最年少優勝を達成しているマナッセロと日本で数々の年少記録を更新してきた石川との激突に注目が集まったこの試合は、オールスクエアで迎えた4番ホールで石川がバックスピンをきかしピン奥1メートルにつけるスーパーショットを披露する。

 序盤の4番で幸先良く1アップとした石川/薗田組は、バックナインに入ってから11番と12番を連続でモノにし、リードを3アップに広げる。13番で石川のティーショットが乱れ2アップとされるも、直後の14番で石川が名誉挽回とばかりに10メートルのロングパットを沈め再び3アップへ。最後はドーミーホールとなった16番をきっちり引き分けに持ち込み、3アンド2でマナッセロ/マーティン組を撃破した。

 第4試合ではトンチャイ・ジェイディ(タイ)/ジーブ・ミルカ・シン(インド)組がピーター・ハンソン/フレデリック・アンダーソンヘッド(ともにスウェーデン)組に7アンド5の大差で敗れ、ポイント2-2で大会初日の競技は終了。なお、2日目はフォーボール(2人のプレーヤーのうち良いスコアが採用される形式)のマッチプレー競技4試合が行われる。

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