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C.シュワーツェルら地元南ア勢3人が首位並走

2011/01/16 11:40
C.シュワーツェルら地元南ア勢3人が首位並走

 

 南アフリカのサンシャインツアーと欧州ツアーの共催大会最終戦、ジョバーグ・オープン(南ア、ロイヤル・ヨハネスブルク&ケンジントンGC)は現地時間15日、雷雨のためサスペンデッドとなっていた第2ラウンドの続きと第3ラウンドの競技を終了。前日の第2ラウンドを『61』で回り暫定トップタイに浮上していたディフェンディング・チャンピオンのチャール・シュワーツェル(南ア)が通算15アンダーとし、ガース・ムルロイ(南ア)、トーマス・エイケン(南ア)の地元勢と並び首位の座を分け合った。

 1打差の単独4位でデビッド・ドライスデール(スコットランド)が続き、通算13アンダー5位タイにベン・エバンス(英)、ジェイミー・エルソン(英)、ジャンバプティス・ゴネット(仏)がつける展開となっている。

 面白いようにバーディを量産した前日とは違い、この日のシュワーツェルはボギーが先行する我慢のゴルフを強いられた。中盤3連続バーディを奪ったものの、あとが続かず4バーディ、2ボギーの2アンダー69止まり。「今日はタフな1日だった。風が強く、しかも一定方向からじゃなかった。ピンポジションも難しかったし短いパットを外した場面も多かった」とシュワーツェル。その言葉を裏付けるように各選手ともスコアメイクに苦しみ、ムービングデーに爆発的なスコアをマークした選手はいない。

 だが、シュワーツェルと同じく首位タイのエイケンはこう語る。「ゴルフっていうのは不思議なゲームだからね。最終日に62を出して下からまくってくる選手がいるかもしれない。何が起きるか誰にも分からないよ」。果たして世界ランク32位のシュワーツェルが順当に連覇を飾るのか? それとも猛チャージで彼を脅かす存在が現れるのか? 最終日の展開に注目だ。

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