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2012年ライダーカップ主将にD.ラブIIIとJ.M.オラサバル

2011/01/18 13:59
2012年ライダーカップ主将にD.ラブIIIとJ.M.オラサバル

 

 2年に1度開催される欧米対抗戦、ライダーカップの2012年大会で両チームを率いる主将が決定した。

 ライダーカップの主将選考に携わる関係者の話によると、米国チームのキャプテンはデービス・ラブIII(米)、欧州チームのキャプテンはホセ・マリア・オラサバル(スペイン)が務めることになるという。今週木曜(現地時間20日)に、2012年大会の開催コースである米国イリノイ州のメディナー・カントリークラブで正式発表が行われる。

 いずれもメジャー優勝経験を持つ2人だが、ライダーカップでの実績も豊富だ。46歳のラブは過去6度メンバーに選ばれ、特に英国ベルフライで開催された1993年大会では勝負を決めるポイントを獲得したことは印象深い。昨年のライダーカップでは副主将として出場し、「自分がプレーする以上に気を使うことがたくさんあると学んだ」と語っていたラブ。「この大会が他のツアー競技とどれだけ違うかを説明するのも大変な仕事。なぜならマスターズだって全米オープンだってゴルフをするのは自分だけなんだから」と、団体戦であるライダーカップの主将を務める難しさをすでに感じているようだ。

 一方、44歳のオラサバルは欧州チームの一員として1987年、1997年、2006年と3度のライダーカップ制覇を経験。個人としての通算成績も31戦して18勝5分と好成績を残している。「次回のライダーカップは敵地での開催だから難しい試合になるだろう。米国チームはコースにも慣れているし、観客もうるさそうだね」と強気な発言は控えたが、現在病魔と闘う母国の英雄セベ・バレステロス(スペイン)にライダーカップを捧げるためにも、全力を尽くして主将の重責を果たす心積もりだ。 (STATS-AP)

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