タイガーが“超”得意コースで復活V狙う

　タイガー・ウッズ（米）が米男子ツアーのファーマーズ・インシュランス・オープン（現地時間1月27〜30日／カリフォルニア州、トリーパインズGC）で今季初戦に臨むことが明らかとなった。

　シーズン第4戦となる同大会にエントリーしたタイガーにとって、開催コースとなるトリーパインズGCは“超”がつくほど得意なコース。ここを舞台とした大会は最近5回の出場で全て優勝。そのうち1回はロッコ・メディエート（米）と19ホールに及ぶプレーオフの大激闘を繰り広げた2008年の全米オープンだ。

　例年この大会でシーズンを始めるのが恒例となっていたタイガーだが、一昨年は手術を受けたひざのリハビリのため、昨年は不倫スキャンダルと自動車事故の後遺症のため欠場を余儀なくされていた。ようやく通常ペースに戻った今年こそ、3年ぶり出場となる得意コースで復活Vを目論んでいるのは明白。自身のツイッターでも猛練習に励んだことを打ち明けており、2009年11月の豪州マスターズ以来となる優勝へ向けすでにエンジン全開だ。