松山英樹、楽天の始球式に登場　グリーンジャケットを持ち帰れるか

　松山英樹が4月14日に楽天生命パーク宮城で開催する「がんばろう東北デー」の始球式を務めると、2日、東北楽天ゴールデンイーグルスの公式サイトにて発表された。

　2012年から行われているこのイベントは、震災を風化させず東北全体が一丸となり前を向いていく為に、「がんばろう東北」を誓い合う日として継続して開催されている。

　東日本大震災が起きた2011年、松山はアマチュアとしてマスターズに出場し、通算1アンダー27位タイでローアマを獲得。東北福祉大卒ということもあり、インタビューでは仙台に戻り、被災地のボランティアをやりながらプロを目指したいと語っていた。

　また、その年のシーズン開幕戦（東北楽天ゴールデンイーグルス vs 千葉ロッテマリーンズ）の始球式も務めた。

　松山は「この度、東北の皆さまの前で始球式ができることを大変嬉しく思います。以前より星野（仙一）さんから始球式の招待を受けておりましたが、アメリカを主戦としてプレーしておりタイミングが合わず、今回始球式を行うことになりました。星野さんのご冥福をお祈りするとともに、東北の皆さまに元気と希望を与えられるように頑張ります」とコメントしている。

　今週開催されるマスターズ（ジョージア州、オーガスタ・ナショナルGC）に出場する松山は、グリーンジャケットを持ち帰り、球場で披露することは出来るだろうか。

（写真提供：Getty Images）