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ジョーダン・スピース「いい順位にいる」 強い心でマスターズ2勝目を狙う

2018/04/07 14:15
ジョーダン・スピース「いい順位にいる」 強い心でマスターズ2勝目を狙う
通算4アンダー4位タイで決勝ラウンドへ進むスピース。

 

 今季メジャー初戦のマスターズ(ジョージア州、オーガスタ・ナショナルGC)第2ラウンドが終了。単独トップから出たジョーダン・スピース(米)はスコアを2つ落とし、通算4アンダー4位タイで決勝ラウンドへ進む

 良い時も悪い時もスピースを見てきたキャディのマイケル・グレラー氏は、同選手の励まし方を知っている。「”いつも逆境から這い上がるのを知ってる”というようなことを言われたよ。彼は励ますのがうまいんだ」とスピース。

 2日目は風が吹きつけ、多くの選手が苦しめられたが、スピースは何とか大崩れせずに耐えた。前半はバーディを奪えないなど苦戦を強いられたが、13番、15番をバーディとし、2オーバー74で終えた。「後半はどうなってもおかしくなかったが、2バーディを奪うことができた」と振り返っていた。

 24歳のスピースだが、彼はオーガスタで酸いも甘いも知っている。2016年大会では後半12番パー3で「7」を叩き、連覇の夢が途絶えたが、その悪夢がスピースをより強くしたのだ。

 現地時間5日、メンタルと技術のどちらが大切か、という質問にスピースは、「僕は自分のスキルを過小評価するつもりはないし、このコースで逆境をはねのける力についてもそれは同じだ」と自信を見せていた。

 また、第2ラウンドに「今日の立ち上がりの出来栄えはあまり関係ないね。悪かったところを修正するだけさ。たった2ホールが悪かっただけでこの大会の結果には結びつかないし、まだいい順位にいる」と落ち着いた様子だった。

(写真提供:Getty Images)

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