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さあ、マスターズへ! D.ラブIIIが首位タイ発進

2010/03/26 21:48
さあ、マスターズへ! D.ラブIIIが首位タイ発進

 

 永久シードを保持するデービス・ラブIII(米)が、2007年以来3年ぶりの夢舞台へ向けて最高のスタートを切った。

 今季最初のメジャー大会マスターズまであと2週間に迫った米男子ツアーは現地時間25日、名手アーノルド・パーマー(米)がホストを務めるアーノルド・パーマー招待(フロリダ州オーランド、ベイヒルC&ロッジ)を開催。ベテランのラブIIIが第1ラウンドを6アンダー66の好スコアで回り、 J.B.ホルムズ(米)と共にトーナメントをリードした。

 この日ボギー発進だったラブIIIだが、2番パー3でチップインバーディを奪うとムードがガラリと変わった。3番では4メートル弱のバーディパットを沈めると、4番パー5ではイーグルをマーク。さらに5、6番でもバーディとその勢いは止まらず、わずか5ホールで6つスコアを伸ばして周囲を驚かせた。

 第1ラウンドを終わって6アンダー66の首位タイ発進。今季はフルフィールド初戦のソニー・オープン・イン・ハワイで4日間60台のスコアを並べて5位タイに入ったが、それ以来4試合続けて予選通過がなく、世界ランキングは89位まで下降。久々の好スコアで自信を取り戻すことができれば、マスターズでもその勇姿が見られるに違いない。

「(マスターズのことは)いつも心の中心にある。でもなるべく考えないようにしているんだ」と大一番への強い気持ちを隠さなかったラブIII。今大会を制して、マスターズ出場権を獲得できる同ランキング50以内に入りたいところ。3年ぶりにオーガスタナショナルの地を踏むためには、この好発進をなんとか生かしたい。

 その他、首位タイに1打差の3位タイにヘンリック・ステンソン(スウェーデン)とマイク・ウィアー(カナダ)。4アンダー68の5位タイには、復活の兆しを見せるアーニー・エルス(南ア)、ロバート・アレンビー(豪)、ケビン・ナ(米)、ケビン・ストリールマン(米)の4人がつけている。

 世界ランキングNo.3のフィル・ミケルソン(米)、先週優勝したジム・フューリック(米)、レティーフ・グーセン(南ア)らが1アンダー71 で31位タイ。日本勢は、今田竜二が1オーバー73で63位タイ、石川遼が2オーバー74で76位タイ、池田勇太は4オーバー76で102位タイといずれも出遅れている。

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