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好調B.ハースが奪首! 韓国の新人は後退

2011/01/29 11:40
好調B.ハースが奪首! 韓国の新人は後退

 

 前週プレーオフに敗れ優勝は逃したものの、目下絶好調のビル・ハース(米)がリーダーボードの最上段に躍り出た。

 米男子ツアーのファーマーズ・インシュランス・オープン(カリフォルニア州、トリーパインズGC)は現地時間28日に第2ラウンドの競技を行い、初日5位タイにつけていたハースが難易度の高いサウスコース(SC)で6アンダー66の好スコアをマーク。通算11アンダーとし2位のアンソニー・キム(米)に2打差をつけ単独トップに浮上した。3打差の3位タイにフィル・ミケルソン(米)、ブッバ・ワトソン(米)、リッキー・ファウラー(米)、ジョン・デイリー(米)ら人気者が肩を並べ、今季初出場のタイガー・ウッズ(米)もルーキーのジョナサン・ヴェガス(ベネズエラ)らと並び通算6アンダー12位タイにつけている。

 前週のボブホープ・クラシックに続き2週連続優勝争いを演じるハースは、インスタートのこの日11番パー3でティーショットを左に曲げ寄せワンに失敗。ボギーを叩いてつまずいたが、続く12番、本人曰く「コースで最も難しいパー4のバーディで勢いがついた」と14番まで3連続バーディを奪いリーダーボードを駆け上がった。「この大会では毎年3日目までは良いところにいるんだけど、最終日崩れて上位を逃している。予選ラウンドをトップでクリアして決勝ラウンドで『75』を叩くようではダメ。成績は度外視でとにかく自分が納得できるゴルフがしたい」と決勝ラウンドへの意気込みを語った。

 一方、初日ノースコース(NC)で『64』をマークし首位発進を見せた韓国のルーキー、カン・スンホンはSCでの第2ラウンドで大苦戦。初日ボギーなしの安定したゴルフから一転、この日は3バーディ、7ボギーの4オーバー76とスコアを崩し、30ランクダウンの通算4アンダー31位タイに後退している。

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