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申智愛が豪州で首位タイ発進

2011/02/04 09:49
申智愛が豪州で首位タイ発進

 

 申智愛(韓)が新しいシーズンに向け幸先の良いスタートを切った。

 欧州、豪州両女子ツアー共催のISPSハンダ・オーストラリアン女子オープン(豪州、コモンウェルズGC)が現地時間3日に開幕。第1ラウンドを6バーディ、ノーボギーの6アンダー67で回った申がジェニファー・ソン(米)と並び首位タイに立った。オフシーズンは故郷の韓国で家族と過ごしたはずの申だったが、「最初の10日間はインタビューや取材ばかり」と休日とは程遠い時間が多かった。「でもそれはしなくちゃいけないこと。体は少し疲れているけど大丈夫」とプロとしての仕事はしっかり分かっている。先週に現地入りすると、テニスの全豪オープン男子シングルス決勝を観戦。ここからパワーをもらって豪州での初優勝を狙う。

 大会歴代優勝者のローラ・デービース(英)は2アンダー71で16位タイ。地元代表でもあるカリー・ウェブ(豪)は1アンダー72で24位タイにつけ、「2か月も実戦でプレーしていないから今日はその場しのぎのゴルフだった」と苦笑い。だが母国の大舞台とあってやる気は十分。ホール・オブ・フェイマーの力を見せつける心構えで残り3日間に臨む。

 その他、トップ2人に1打差の単独3位でレベッカ・コークリー(アイルランド)が続き、昨季海外メジャー2勝のヤニ・ツェン(台)は3アンダー70で8位タイと好位置につけた。なお、今大会に日本勢は出場していない。

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