Y.ツェンが暫定トップに浮上

　欧州、豪州両女子ツアー共催のISPSハンダ・オーストラリアン女子オープン（豪州、コモンウェルズGC）は現地時間4日に第2ラウンドの競技を行ったが、ラウンド途中で雷雨に見舞われ荒天サスペンデッドが決定。そんな中、初日8位タイにつけていたディフェンディング・チャンピオンのヤニ・ツェン（台）が6バーディ、ノーボギーの6アンダー67でホールアウトし、暫定ながら通算9アンダー単独トップに浮上した。

　初日首位タイ発進を切っていた現ロレックスランク（女子世界ランク）No.1の申智愛（韓）はこの日15ホールを消化して1アンダーどまり。通算7アンダーでヤニと2ストローク差の暫定2位タイに後退した。また、申と同じく初日首位タイのジェニファー・ソン（米）はイーブンパー73で18ホールを回り終え、通算6アンダー暫定4位へ順位を下げている。

　その他、2009年全米女子オープン覇者の池恩熹（韓）が第2ラウンドを終え通算7アンダーまでスコアを伸ばし、申と並び暫定2位タイ。母国大会に燃えるホール・オブ・フェイマーのカリー・ウェブ（豪）が第2ラウンド16ホールまで消化し通算1アンダー暫定16位タイ。欧州の実力者ローラ・デービース（英）は第2ラウンドで3オーバー76とスコアを崩し、通算1オーバー暫定43位タイに沈んでいる。