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池田勇太は71位タイ 日本勢唯一の決勝Rで苦戦

2011/02/20 10:01
池田勇太は71位タイ 日本勢唯一の決勝Rで苦戦
日本勢で唯一決勝ラウンドに進んだ池田。 (写真提供:AP/アフロ)

 

 米男子ツアーのノーザン・トラスト・オープン(カリフォルニア州、リビエラCC)は現地時間19日、日没サスペンデッドとなっていた第2ラウンドの続きと第3ラウンドの競技を終了。今大会に出場している日本勢で唯一、予選を通過した池田勇太が第3ラウンドを2バーディ、5ボギーの3オーバー74でホールアウト。通算5オーバー71位タイで大会3日目の競技を終えた。

 前日の第2ラウンドで16ホール目まで消化していた池田は、この日の残り2ホールでスコアを1つ落とすも通算2オーバー53位タイで予選突破。引き続き行われた第3ラウンドでは、インスタートの序盤12番でパーオン失敗からボギーが先行してしまう。その後もなかなかチャンスにつけられず、前半をバーディなしの2オーバーでハーフターン。後半最初の1番パー5では2打目をグリーン奥のカラーまで運び、残り10メートルのイーグルトライをカップ数十センチに寄せるナイスタッチでようやく初バーディを奪う。

 直後の2番でも深いラフから見事なアプローチショットでパーセーブしたものの、3番、4番とティーショットを大きく曲げ連続ボギー。5番パー4でセカンドをピンに絡ませバーディを取り返したが、最終9番で50センチのパーパットを決められず痛恨のボギーフィニッシュ。予選通過時から18ランクダウンとなってしまった。昨年のマスターズでも日本勢で唯一決勝ラウンドへ進み29位に食い込んだ経験を持つ池田。現時点で首位とは15打差と大きく離されているが、最終日では少しでも上位進出を図り来週出場予定の世界ゴルフ選手権へ弾みをつけたいところだ。

 上位陣は、アーロン・バデリー(豪)が通算10アンダーで単独トップに立ち、1打差の2位タイにフレッド・カプルス(米)とケビン・ナ(米)。2打差の単独4位でビジェイ・シン(フィジー)が続いている。なお、前日まで暫定111位タイに低迷していた石川遼は第2ラウンドの残りホールでスコアを伸ばせず、通算7オーバー110位タイで予選落ち。今田竜二は第2ラウンドの競技再開前に棄権した。

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