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藤田寛之が暫定20位タイ 勇太は『80』大叩き

2011/03/04 10:07
藤田寛之が暫定20位タイ 勇太は『80』大叩き

 

 米男子ツアーのフロリダシリーズ初戦、ザ・ホンダ・クラシック(フロリダ州、PGAナショナル)は現地時間3日に第1ラウンドの競技を行ったが、全選手ホールアウトできずに日没サスペンデッドが決定。そんな中、今季海外ツアー2戦目となる藤田寛之が1オーバーで17ホールを消化し、暫定ながら20位タイとまずまずのスタートを切った。暫定トップは3アンダー67でホールアウトしたスペンサー・レビン(米)、1打差の暫定2位タイでY・E・ヤン(韓)ら5人が続いている。池田勇太は1バーディ、7ボギー、2ダブルボギーの10オーバー80を叩き暫定137位タイ。

 この日インスタートの藤田は13番でボギーが先行すると、15番パー3ではティーショットが池につかまり痛恨のダブルボギー。それでも18番パー5を確実にバーディとして前半を折り返すと、後半2番でカラーから15メートルのロングパットをねじ込み2つ目のバーディ。さらに4番ではグリーン右のラフから残り17ヤードの3打目を直接カップイン。このチップインバーディでスコアをイーブンパーに戻すと、コース最難関ミドルの6番ではバーディ逃しのパーとイーブンを堅守。8番でティーショットのミスからボギーを叩き競技中断となったが、出場144選手中アンダーパーわずか8人という難コンディションの初日で1オーバーと踏みとどまった。

 一方、池田はインスタートの11番パー4で2打目を池に打ち込みダブルボギーを叩く最悪の立ち上がり。その後もボギーがかさむ苦しい展開となり、17番パー3ではティーショットを左に曲げ3オン2パットで再びダブルボギー。前半9ホールだけでバーディなしの8オーバーと大きくスコアを崩してしまう。後半3番で6メートルの長いパットを沈めようやく初バーディを奪ったものの、直後の4番をボギー、さらに8番から上がり2連続ボギーでホールアウト。海外ツアーでの1ラウンド自己ワーストとなる『80』の大叩きを演じ、トップと13打差の暫定137位タイと下位からのスタートとなってしまった。

 また、日本勢で唯一米ツアーのシード権を保持している今田竜二も1バーディ、7ボギーの6オーバー76と調子が上がらず、トップと9打差の暫定105タイと出遅れ。その他、世界ランクNo.1奪回を狙うリー・ウェストウッド(英)がイーブンパー70でホールアウトして暫定9位タイと好発進。前週のWGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権を制したルーク・ドナルド(英)は3オーバー73で18ホールを回り終え、全米オープン王者のグラエム・マクドウェル(北アイルランド)らと同じ暫定45位タイにつけている。

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