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今田竜二、大震災の日本へ“バーディ義援金”

2011/03/18 09:39
今田竜二、大震災の日本へ“バーディ義援金”

 

 米男子ツアーのトランジションズ選手権(現地時間17〜20日/フロリダ州、インニスブルック・リゾート)に出場している今田竜二は、先週11日に発生した東日本大震災を受け「今大会でバーディを1つマークするごとに1,000ドル(約8万円)の義援金を日本赤十字社を通じて寄付する」と表明している。

 弱冠14歳で単身渡米し、2005年から7年連続米ツアーシード権を保持している今田は米国フロリダ州のタンパ在住。「タンパの自宅では日本の放送チャンネルをリアルタイムで観ることが出来るのだが、今回の地震の影響で津波にのみこまれる街や原子力発電所の爆発など多くの惨状を目にした」と、母国で起こっている未曾有の大震災に心を痛めている様子。海外からでも「日本をサポートしたい。被災地の方々を支援したい」という気持ちが強く、フロリダ州での地元開催ということもあって今回の決断に至ったようだ。

 そんな今田だが、17日に行われたトランジションズ選手権第1ラウンドではショット、パットともに不調でノーバーディ、3ボギーの3オーバー74。「今日はパッティングが(カップに)蹴れる場面が多かった。バーディを獲りたいという気持ちが強すぎて空回りしたのかな…」と肝心のバーディを1つも奪えず、日没サスペンデッドで出場144選手中(棄権1人)暫定124位タイと苦しい滑り出しとなってしまった。日本へ少しでも多くの“バーディ義援金”を贈るためにも、2日目以降の巻き返しに期待がかかる。

 なお、米男子ツアーは現在『PGA TOUR Charities』というホームページ上で日本の地震救済支援のため寄付金を募る専用サイトを開設している。

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