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No.1チャンスのL.ドナルドが単独トップ!

2011/04/23 11:04
No.1チャンスのL.ドナルドが単独トップ!

 

 勝てば世界ランク1位に浮上する可能性のあるルーク・ドナルド(英)が快調なプレーでリーダーボードの最上段に躍り出た。米男子ツアーのザ・ヘリテイジ(サウスカロライナ州、ハーバータウンGL)は現地時間22日、日没サスペンデッドとなった第1ラウンドの続きと第2ラウンドの競技を終了。第1ラウンドで9位タイとまずまずのスタートを切った世界ランク3位のドナルドが、第2ラウンドでは7バーディ、1ボギーの6アンダー65をマークし、通算10アンダーで単独トップに立った。

 1打差の2位に初日のトーナメントリーダー、ギャレット・ウィリス(米)が続き、通算8アンダー3位タイにカミロ・ビジェガス(コロンビア)、ジム・フューリック(米)、ジェイソン・デイ(豪)、チャド・キャンベル(米)と国際色豊かな個性派がつける展開となっている。

 トップに躍り出たドナルドは「安定したゴルフが出来た」と納得の表情。「出だしの1番、2番連続バーディで波に乗れた。ドライバーもまずまずで、ミスをしても許容範囲に収まってくれた。崩れそうな場面でしぶとく寄せワンで凌ぐことが出来たし納得の行くラウンドだった」(ドナルド)

 現在アジアンツアーに参戦中のリー・ウェストウッド(英)も優勝戦線を賑わしており、世界ランク2位の彼を逆転して、ドナルドが今週末の同ランク1位に浮上するためには優勝が絶対条件。「マッチプレー(WGC-アクセンチュア)で勝ってから自信が大きくなった。1つ勝つとまた勝てそうな気がしてくる」と言うドナルドは持ち前のステディなゴルフで一歩一歩階段を上って行くつもりだ。

 欧州勢が上位を賑わしている今大会。イアン・ポールター(英)も通算7アンダー7位タイと好位置をキープしており、全米オープンチャンピオンのグラエム・マクドウェル(北アイルランド)も通算5アンダー15位タイとまずまず。だがフランセスコ・モリナリ(伊)はカットラインに4打足りず予選落ちを喫した。

 日本勢唯一出場の今田竜二は3バーディ、3ボギーのイーブンパー71とスコアを伸ばせなかったが、通算1アンダー57位タイで2週連続予選通過を果たしている。

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