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18歳の野村敏京が単独首位発進!

2011/05/20 16:52
18歳の野村敏京が単独首位発進!

 

 国内女子ツアー、中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン(愛知県、中京ゴルフ倶楽部 石野コース)は20日、第1ラウンドの競技を終了。18歳の野村敏京が6バーディ、ノーボギーの66で回り、6アンダーの単独首位で最高のスタートを切った。1打差の2位タイには笠りつ子とタミー・ダーディン(豪)がつけている。

 アウトスタートの野村は、2番で幸先良くバーディを奪うとテンポよくスコアを伸ばしていく。前半を3アンダーで終えた野村は、後半でも3つのバーディを奪い、先にホールアウトしていた笠とダーディンを1打差でかわしてトップに立った。

 日本人の父と韓国人の母を両親にもつ野村は、2011年に日本国籍を取得。また同年にアメリカでプロ転向し、4月にデイトナビーチ招待で優勝を果たすなど、米下部ツアーを主な活躍の舞台としている。国内ツアーではこれまで数々のローアマを獲得している期待の新人で、今大会の活躍次第では一気に才能の開花が見られるかもしれない。

 その他上位陣では、4位タイにディフェンディング・チャンピオンで今季の国内ツアーですでに2勝をあげている不動裕理、昨季賞金女王のアン・ソンジュ(韓)、福嶋晃子ら6人が3アンダー69で並んだ。またホステスプロとなる有村智恵、横峯さくらや上田桃子といった実力者らも2アンダー70で首位から4打差の10位タイにつけ、虎視眈々と上位進出のチャンスをうかがっている。

 なお、現在賞金ランクトップの佐伯三貴はイーブンパー72の34位タイと出遅れた。

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