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D.トムズ絶好調! 2日連続『62』で後続に7打差独走

2011/05/21 11:13
D.トムズ絶好調! 2日連続『62』で後続に7打差独走

 

 デビッド・トムズ(米)がツアー記録に並ぶ快調なプレーで、後続に7打差をつけ早くも独走態勢に入った。

 米男子ツアーのクラウン・プラザ招待 at コロニアルは、テキサス州コロニアルCCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。雨で2時間の中断を挟む中、初日『62』の好スコアで首位タイ発進のトムズは、2日連続ノーボギーの8アンダー62をマークし、36ホールのツアー最少ストロークタイ記録の通算16アンダーで単独トップ。2位タイに並んだチャーリー・ウィー(韓)、スティーブ・ボウディッチ(豪)、マーク・ウィルソン(米)、ジョン・センデン(豪)に7ストロークの大差をつけトーナメントをリードした。

 前週行われた“準メジャー”ザ・プレーヤーズ選手権では72ホール目で劇的なバーディを奪ってプレーオフ進出を決めながら、崔京周(韓)との一騎打ちに破れ5年ぶりの勝利を逃したトムズ。しかしその好調さは今週も継続しており、不安定なコンディションに見舞われたこの日は、首位発進の初日以上にショット、パットともに冴え渡った。なにしろ18ホール中17ホールでパーオンに成功しているのだから凄い。

 44歳のトムズがこれだけ頑張るのにはワケがある。13歳になった長男が本格的にゴルフを始め、全盛期を知らない息子のために「いいところを見せたい」という親心が、トムズにメジャーで優勝した頃の強さを取り戻させている。前週の敗戦の雪辱を果たすためにも、06年のソニー・オープン・イン・ハワイ以来の勝利を完全V(4日間トップ)で飾りたい。

 一方、初日出遅れた今田竜二は、3バーディ、2ボギーの1アンダー69にスコアをまとめたが、通算イーブンパーはカットラインにわずか1打足りず、71位タイで決勝ラウンド進出を逃している。

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