ツアーニュース

18歳野村が首位堅持!

2011/05/21 17:53
18歳野村が首位堅持!
躍動する18歳、野村が優勝へ突き進む!(写真撮影:内田眞樹)

 

 国内女子ツアー、中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン(愛知県、中京ゴルフ倶楽部 石野コース)は21日、第2ラウンドの競技を終了。初日に単独首位に立った18歳の野村敏京が、この日も3アンダー69で回り、通算9アンダーでトップをキープ。2打差の単独2位には前日4位タイのアン・ソンジュ(韓)。さらに1打差単独3位に笠りつ子が続いている。

 第1ラウンドで首位発進した驚異の18歳は、昨季賞金女王の猛追にも動じなかった。前半5番まではスコアカード通りのゴルフを続けるも、6番、7番の連続バーディで勢いに乗る。9番ではボギーを叩くも、後半12番、13番でも連続バーディを奪い、前日から3つスコアを伸ばして2位に2打差をつけて首位を堅持した。

 過去、国内ツアーでは何度もローアマを獲得。2011年にプロ転向し、米下部ツアーでもデイトナビーチ招待で優勝を果たすなど潜在能力に疑いようはない。今大会はプロ転向後の国内ツアーデビュー戦となる。「プロのゴルフをしたい」と語り大会に臨んだ野村の、宮里藍の18歳101日に次ぐ年少記録がいよいよ現実味を帯びてきた。

 初日5アンダー67の2位タイにつけた笠りつ子は、この日は我慢のゴルフが続いた。6番でバーディを奪った以外はスコアカード通りにプレー。プロ6年目の23歳。同じ歳の有村智恵が日米両ツアーで華やかな活躍を見せてきた間、国内ツアーでの3位が最高位と水をあけられている。悲願の初優勝へ、首位から3打差は十分射程圏内だ。

 その他では先週に優勝争いを繰り広げた北田瑠衣、大山志保、宋ボベ(韓)ら7人が通算5アンダー4位タイにひしめき、上田桃子や馬場ゆかりなど7人が通算4アンダー11位タイに続く。なお、今季すでに2勝を挙げ、ディフェンディング・チャンピオンでもある不動裕里は、初日4位タイから32位タイまで大きく後退している。

関連記事

  1. my caddie
  2. ツアーニュース
  3. 18歳野村が首位堅持!
×