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No.1浮上チャンスのM.カイマー&L.ドナルド対戦再び!

2011/05/22 12:49
No.1浮上チャンスのM.カイマー&L.ドナルド対戦再び!

 

 今年のWGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権で決勝マッチを戦ったマーティン・カイマー(独)とルーク・ドナルド(英)が再び準決勝で相見える。

 欧州ツアーのスペイン3連戦最終戦、ボルボ世界マッチプレー選手権(スペイン、フィンカ・コルテシン)は現地時間21日ノックアウトステージに突入。1回戦の8マッチと準々決勝の4マッチが行われベスト4が出揃った。その結果、最終日に行われる準決勝では世界ランク2位のドナルドと同3位のカイマーの直接対決が実現。同1位のリー・ウェストウッド(英)が1回戦でイアン・ポルター(英)に接戦の末1ダウンで敗れたため、今週勝った方が世界ランク1位に浮上することになる。

 2月のWGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権の決勝では、ドナルドが3アンド2でカイマーを下しているが、今週ドナルドは楽勝したマッチが1つもなく、接戦での辛勝が続いている。「午前中は本当に命拾いした」という本人の言葉通り、ヨハン・エドフォース(スウェーデン)と対決した1回戦は、残り3ホールで2ダウンと絶体絶命のピンチ。だがそこから連取してタイに持ち込み、1つ目のエクストラホールで相手を一蹴。マスターズチャンピオン、チャール・シュワーツェル(南ア)との準々決勝でも決着は最終ホールまでもつれ込んだ。

 一方のカイマーはソレン・ケルドセン(デンマーク)を3アンド2で下したあと、地元のアルバロ・キロス(スペイン)と準々決勝で対戦。5番で1アップとするとそれ以降一度もリードを許すことなく快勝。だが勝負は時の運。2人の直接対決でどちらに勝利の女神が微笑むかはわからない。2人のうち勝った方が、ポルター対ニコラス・コルサーツ(ベルギー)の勝者と決勝マッチを戦うが、1回戦でウェストウッドを破ったポルターは昨年のWGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権の覇者。いずれ劣らぬマッチプレー巧者頂点を目指す。

 尚、注目の北アイルランド対決、グラエム・マクドウェル対ローリー・マキロイの1回戦は3アンド2で先輩マクドウェルに軍配が上がった。しかしそのマクドウェルは準々決勝で今季ブレイクしたコルサーツに敗れベスト8止まりだった。

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