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首位M.キムをY.ツェンらが猛追! 美香22位タイ

2011/06/11 11:06
首位M.キムをY.ツェンらが猛追! 美香22位タイ

 

 韓国系アメリカ人のキム・ミンディが首位を守る中、台湾、中国、韓国のアジア勢が猛烈な追い上げを見せている。

 米女子ツアー、LPGAステート・ファーム・クラシックは現地時間10日、イリノイ州パンサー・クリークCCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。初日『64』の自己ベストでトーナメントをリードしたキムが2日目も5アンダー67の好スコアをマークし、通算13アンダーとして単独トップの座を守った。

 しかし油断は大敵。2打差の2位タイにロレックスランキング(女子世界ランキング)1位のヤニ・ツェン(台)、日本とアメリカを股にかけて活躍するシャンシャン・フェン(中)が続き、ペースダウンしたとはいえ世界ランク3位の申智愛(韓)が3打差の単独4位につけ虎視眈々とトップの座を狙っている。

「8アンダー(初日のスコア)はいつも出るわけじゃないので、今日は新たな気持ちで自分のプレーに集中することを心がけました。出だしのホールでスイング中、虫が飛んで来て邪魔されボギーを叩いて自分に腹を立てたけど、そのあとの4連続バーディで勢いに乗ることが出来ました」と単独トップのキム。彼女と同組で回ったツェンは「ミンディはとても自信に溢れているように見える。彼女がバーディ攻勢をかけてくるから、こっちも負けじと食らいついていきました」とこちらも8バーディ(2ボギー)を量産し2位タイと絶好のポジションを確保した。

 その他上位は通算9アンダー単独5位にアマンダ・ブルーメンハースト(米)、通算8アンダー6位タイに前週優勝のブリタニー・リンシコム(米)、ポーラ・クリーマー(米)らがつけ、連覇を狙うクリスティ・カー(米)は世界ランク2位のスーザン・ピーターセン(ノルウェー)らと並び9位タイ。

 初日出遅れた日本勢は、宮里美香が4アンダー68と盛り返し、通算5アンダーで54位タイから22位タイに浮上して余裕の予選突破。一方、上田桃子は2アンダー70にスコアをまとめ通算イーブンパーとしたが、カットラインに1打足りず涙をのんだ。ルーキーの野村敏京も4つスコアを落とし、通算4オーバー124位タイで予選落ちを喫した。

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