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雷雨順延の中、G.マクドウェル暫定トップタイ浮上!

2011/07/09 11:40
雷雨順延の中、G.マクドウェル暫定トップタイ浮上!

 

 雷雨により2度の中断を挟むなど集中力を保つのが難しい状況の中、昨季全米オープンチャンピオンのグラエム・マクドウェル(北アイルランド)が暫定トップタイに躍り出た。

 次週に迫った今季メジャー第3戦、全英オープン(現地時間14〜17日/英、ロイヤル・セントジョージズGC)の前哨戦、欧州ツアー、バークレイズ・スコットランド・オープン(スコットランド、キャッスル・スチュワートGL)は8日、第2ラウンドの競技を行ったが荒天のため進行が遅れ日没サスペンデッドが決定。

 初日首位タイに立った世界ランク2位のリー・ウェストウッド(英)や同1位のルーク・ドナルド(英)がホールアウトできない中、マクドウェルは出だしの10番でバーディ、12番ではイーグルを奪いスタートダッシュに成功。ノーボギーの8アンダー64をマークし通算11アンダーまでスコアを伸ばして、スコット・ジェイミソン(スコットランド)、ピーター・ホワイトフォード(スコットランド)の地元コンビと並び暫定首位タイの座を確保した。

「グリーンはトリッキーだけれどコンディション的には比較的易しかった。そのアドバンテージを活かさないとね」と強風から解放され、マクドウェルは余力を残しての予選ラウンドトップ通過となった。

 一方、首位陥落のウェストウッドは我慢のゴルフを強いられた。11ホール終了時点で2バーディ、2ボギーとスコアを伸ばせず、首位と4打差の暫定17位タイに後退。ドナルドは9ホールを終えて2つスコアを伸ばしたが、ウェストウッドと同じ暫定17位タイにとどまっている。

 また米ツアー勢では、世界ランク8位のマット・クーチャー(米)が通算8アンダー暫定8位タイと好位置をキープしたものの、初日107位タイと大きく出遅れた同ランク6位のフィル・ミケルソン(米)は5アンダー67と盛り返したが通算4アンダー暫定50位タイで予選突破は微妙な状況になっている。

 藤田寛之が棄権した今大会で唯一の日本勢となった平塚哲ニは5連続バーディありトリプルボギーありの出入りの激しい内容ながら3アンダー69とスコアを伸ばしたが、初日の出遅れが響き通算イーブンパーで現時点で暫定106位タイ。決勝ラウンド進出は厳しくなった。

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