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世界No.1のL.ドナルド、全英前哨戦逆転V!

2011/07/11 11:20
世界No.1のL.ドナルド、全英前哨戦逆転V!

 

 世界ランク1位のルーク・ドナルド(英)が父の故郷で今季3勝目を挙げた。

 今季メジャー第3戦、全英オープン(現地時間14〜17日/英、ロイヤル・セントジョージズGC)の前哨戦である欧州ツアー、バークレイズ・スコットランド・オープン(スコットランド、キャッスル・スチュワートGL)は3日目が荒天のため中止となり54ホールに短縮して行われた。現地時間10日、雷雨でサスペンデッドとなった第2ラウンドの残り9ホールと第3ラウンドを消化したドナルドは、27ホールをノーボギーで12個のバーディを量産し、通算19アンダーまでスコアを伸ばして後続に4打差をつける大逆転で優勝を飾った。

「今季これで3度目の勝利だけれど、いつ勝っても良いものだね。でもこの感覚に慣れるところまではいっていない」とハニカんだドナルド。今季は2月のWGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権でまず1勝。さらに欧州ツアーのフラッグシップ・トーナメントでもあるBMW PGA選手権のタイトルを5月に獲得。そして今回全英オープンの前哨戦を制し、ヨーロッパでは出場2試合連続での優勝を成し遂げた。

「今日は風もなく絶好のコンディションだった。しかも6、7メートルのパットがよく決まってくれた。心地よく、すべてを思い通りコントロールすることが出来て、来週(全英オープン)も良いイメージで臨めそうだ」とドナルド。次週は全米オープンで圧勝劇を演じたローリー・マキロイ(北アイルランド)と世界ランク1位のドナルド、本命同士の対決が話題になりそうだ。

 その他、通算15アンダー単独2位に第3ラウンドでベストスコア『62』と爆発したフレデリック・アンダーソンヘッド(スウェーデン)が入り、通算14アンダー3位タイにアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)、ニコラス・コルサーツ(ベルギー)、スコット・ジェイミソン(スコットランド)らが入っている。

 世界ランク2位で初日のトーナメントリーダー、リー・ウェストウッド(英)は通算12アンダーで14位タイにとどまり、第2ラウンドをトップタイで通過したグラエム・マクドウェル(北アイルランド)は第3ラウンドに2オーバー74と崩れ、通算9アンダー42位タイに終わっている。

 尚、日本勢は平塚哲二は予選落ち、藤田寛之は第1ラウンドが行われる前に棄権を表明している。

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