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有村智恵がアルバトロスとエースで単独首位! さくら2位タイ

2011/07/15 17:38
有村智恵がアルバトロスとエースで単独首位! さくら2位タイ

 

 9位タイに終わった6月中旬のニチレイレディス以来、大会に出場せず国内で調整を続けていた有村智恵が、夏空の下鮮やかに舞った。

 国内女子ツアーのスタンレーレディスゴルフトーナメントが15日、静岡県の東名カントリークラブを舞台に第1ラウンドの競技を終了。同一ラウンドでアルバトロスとホールインワンの両方を達成する快挙を果たした有村が、7アンダー65で単独トップに立った。2打差の2位タイには横峯さくらなど6人が続いている。

 舞台となる東名カントリークラブは、雄大な富士の裾野を生かした打ち上げ、打ち下ろし、谷越え、池越えと変化に富んだ戦略性豊かなコース。夏の勢いが増しうだるような暑さの中で開幕した大会で有村は、アウトからスタートし3番でバーディ。5番のボギーでイーブンに戻すも、ここから攻勢を強めた。8番で同ツアー史上初となる自身2度目のアルバトロスを達成すると、後半の11番でも1つスコアを伸ばし、13番でボギーを叩くが勢いは止まらない。16番パー3では同ツアー自身初のホールインワンを達成。結局、7アンダーまでスコアを伸ばして単独首位で初日を終えた。

 また、先週行われた米ツアー今季メジャー第3戦、全米女子オープンに出場した日本人選手の中で、27位タイに入った横峯が疲れも見せず5バーディ、ノーボギーの5アンダー67、同じく全米女子オープン帰りの野村敏京が5バーディ、2ボギーの3アンダー69で14位タイと、ともに好スタートを切った。しかし、全米女子オープンで34位タイに食い込んだ諸見里しのぶは2バーディ、3ボギーの1オーバー73と精彩を欠き、57位タイと出遅れている。

 その他では、横峯と並び、ここ2戦で3位タイ、6位タイと安定した成績を残している表純子や森田理香子ら6人が5アンダー67の2位タイにつけ、佐伯三貴、宋ボベ(韓)、藤本麻子ら6人がさらに1打差の8位タイに続いた。なお、ディフェンディング・チャンピオンのアン・ソンジュ(韓)は同大会を欠場している。

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