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有村と野村が首位並走! さくらは2打差5位タイ

2011/07/16 17:05
有村と野村が首位並走! さくらは2打差5位タイ

 

 国内女子ツアーのスタンレーレディスゴルフトーナメントが16日、静岡県の東名カントリークラブを舞台に第2ラウンドの競技を終了。第1ラウンドで男女を通じて国内ツアーでは初めてアルバトロスとホールインワンを同一ラウンドで成し遂げ単独首位に立っていた有村智恵と、14位タイスタートの野村敏京が通算10アンダーの首位タイで並んだ。

 2日目に最初に仕掛けたのは18歳の野村だった。今季、中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンの優勝で鮮烈な国内プロデビューを飾った野村は、首位から4打差でスタートしたこの日の2番、3番で連続バーディを奪うと、その後も2つのバーディを重ねて臨んだ8番でイーグルを奪取。前半だけで6つスコアを伸ばして一気にリーダーボードの最上段へ駆け上がった。

 また、初日に快挙を達成したプレー後に「ちょっと怖かった」とおどけた有村は、切り替えて臨んだこの日の2番でボギーを叩くも直後の3番でバーディを取り返し野村を追走。そして、前日のアルバトロスの余韻が残る8番でイーグルを奪い、先行してプレーする野村に並んで後半へ入る。

 夏らしく晴れ渡り、情け無用に30度を超える猛暑となった午後。野村は17番のバーディ以外はスコアカード通りの忍耐強いゴルフを続け、1イーグル、5バーディ、ノーボギーの7アンダー65でホールアウト。一方の有村は暑さに耐えかねたのか、10番、そして13番でボギーを叩き2つ後退してしまう。しかし、終盤で持ち直しあがり4ホールを3バーディで締めて意地の首位キープ。2人が通算10アンダーの首位タイで並んで最終日を迎えることとなった。

 そんな展開の中で、トップから1打差の通算9アンダー3位タイには、野村と同じく14位タイスタートの藤田幸希と藤本麻子がぴたりとつけ、さらに1打差離れて通算8アンダーの5位タイには横峯さくらと森田理香子が続き、虎視眈々と逆転の機会をうかがっている。

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