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エビアン・マスターズに藍ら日本人17人が参戦!

2011/07/21 11:43
エビアン・マスターズに藍ら日本人17人が参戦!

 

 宮里藍が2年前に米ツアー初優勝を飾った思い出の大会で今季初Vに挑む。

 現地時間21日に開幕する欧米両女子ツアー共催のエビアン・マスターズ(仏、エビアン・マスターズGC)は、宮里が2年前にソフィ・グスタフソン(スウェーデン)をプレーオフで撃破し、うれしい栄冠を勝ち取った大会だ。「この大会には最高の思い出がある。もう2年も経ったなんて信じられない」と、大きな瞳を輝かせた宮里。シーズン序盤からツアーを引っ張った昨季と違い、今季はシーズン半ばを迎えた今も勝てずに苦しんでいる。

 それでも焦ることなくコツコツとプレーを続けており、今大会に大挙して17人も出場する日本勢のエースである事実は変わらないだけに、2013年には5番目のメジャー大会に昇格することが20日に発表された同大会で起死回生の優勝を勝ち取る気持ちを新たにしている。

 その他日本勢は、宮里美香、上田桃子、野村敏京の米ツアー組に加え、大山志保、福嶋晃子のかつて米ツアー常駐を経験した2人も参戦。さらに不動裕理、飯島茜、茂木宏美、佐伯三貴、北田瑠衣、馬場ゆかり、笠りつ子、上原彩子、金田久美子、森田理香子、服部真夕らも出場し、地元欧州勢、米国勢、強豪韓国勢らと激戦を繰り広げる。

 またディフェンディング・チャンピオンの申智愛(韓)は、意外にも今季未勝利とあって連覇に燃えている。「去年もこの大会の前には優勝していなかった。今こそ勝つとき。たくさんのファンが待っていてくれるのはわかってるし、もちろん私自身も優勝を心待ちにしている」と目を輝かせた申。3月のキア・クラシック、先月のショップライトLPGAクラシックと2度、2位(タイを含む)があり、2週間前の全米女子オープンでも10位タイに入っているが、やはり勝利を渇望している。

「いいプレーはできているけど、少しパッティングで好不調の波が激しいみたい。でも、たくさん練習していい感じになってきた」と胸を張っている。

 次週には今季メジャー最終戦、全英リコー女子オープン(28〜31日/スコットランド、カーヌスティGL)が控えているだけに、ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.1のヤニ・ツェン(台)、同2位のクリスティー・カー(米)を始めとする実力者たちもこぞって参戦。いつもは静かなバカンスの地を熱い戦いで燃え上がらせる。

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