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全英シニア連覇狙うB.ランガー、日本勢は7人参戦!

2011/07/21 12:12
全英シニア連覇狙うB.ランガー、日本勢は7人参戦!

 

 ベルンハルト・ランガー(独)が、米チャンピオンズツアー今季メジャー第3戦の全英シニアオープン(現地時間21〜24日/英、ウォルトンヒースGC)連覇を狙っている。

 先週の全英オープンでは、親指手術の影響と激しい風雨に苦しんで予選落ちを喫したが、一転して内陸コースでの開催となるシニアの戦いに気持ちを切り替えた。

 舞台となるウォルトンヒースGCは、ランガーにとって1981年に名誉をかけた欧米決戦ライダーカップデビューを果たした思い出のコース。「ライダーカップ初参戦の前にも2回、欧州ツアーでプレーしている。木でセパレートされた素晴らしいインランドのコースだよ。ここでプレーするのは久しぶりだけど、全英シニアオープン連覇に挑めるのはエキサイティング。ライダーカップ初出場は、人生の中でも思い出深い出来事。あれがライダーカップとのラブアフェアの始まりだったんだから」と、ランガーはいつも以上に饒舌に語る。

 スコットランドのカーヌスティGLで開催された昨季大会において、ランガーはコリー・ペイビン(米)を1打差で撃破。直後に大西洋を横断して全米シニアオープンに参戦し、2週連続でメジャー大会を制している。「8時間も時差があったし、僕のキャリアの中でも特別な2週間だった。メジャーで2週連続優勝できるなんて」と遠い目をしたが、日程的には今年も同じとあって野望はどこまでも大きい。

 全英オープンで、若者たちが苦しむのを尻目にホールインワンを演じて見せて、予選突破どころか22位タイとなった61歳のトム・ワトソン(米)も元気いっぱいだ。全英シニアオープンでは2003、2005、2007年とすでに3勝しており、4勝目に意欲を燃やしている。

「ここで勝つためにはまっすぐ飛ばさないとダメ。それにヒースとバンカーを避けないと。パットもしっかり打てないとダメ。先週はものすごく久しぶりにパットがよく入った。それが続くといいんだけど」と作戦を口にした。

 また、今季すでに同ツアーのリージョンズ・トラディションでメジャー1勝を挙げており、賞金ランキング、チャールズ・シュワブカップポイントランク共に1位のトム・レーマン(米)や大会初出場のニック・プライス(ジンバブエ)らも優勝候補として出場する。

 日本勢は、青木功、倉本昌弘、尾崎直道、須貝昇、加瀬秀樹、横山明仁、奥田靖己の7人が参戦。大金星を狙う。

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