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昨季賞金王の金庚泰が今季初V! 遼は単独2位で終戦

2011/07/24 18:26
昨季賞金王の金庚泰が今季初V! 遼は単独2位で終戦

 

 国内男子ツアーの長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメントは24日、北海道のザ・ノースカントリーゴルフクラブを舞台に最終ラウンドの競技を終了。単独首位スタートの金庚泰(韓)が4バーディ、ノーボギーの4アンダー68をマークして通算15アンダーで今季初優勝を飾った。4打差の2位タイからスタートした石川遼は、6バーディ(2ボギー)を奪ったものの差を縮めることが出来ず通算11アンダーで単独2位に終わった。

 初日のトーナメントリーダーで前日首位に再浮上した金庚泰は、この日後続に4打差をつけてのスタート。前半に2つスコアを伸ばすと後半出だしの10番でもバーディを奪う。11番から17番まではスコアカード通りのゴルフで我慢の展開が続いたものの、最終18番をバーディで締めくくって嬉しい今季初V。同ツアー通算4勝目を手にした。

 一方、金庚泰と同じく今季初優勝を狙っていた石川は、1番でボギーを叩きスタートダッシュに躓くも、その後前半だけで4つバーディを奪って金庚泰に3ストローク差まで詰め寄る。しかし、怒涛の追い上げが期待された後半は2バーディ、1ボギーと猛攻を披露することが出来ず4アンダー68、通算11アンダーでホールアウト。最終日最終組で回った先月の〜全英への道〜 ミズノオープンに続いてまたも優勝には届かなかった。

 前半は理想通りのプレーが出来たと認めながらも「後半13番のミスが痛かった」と追い上げのブレーキとなってしまったボギーを悔やんだ。それでも今季は同ツアー9試合中トップ3入りが4回と好調を維持しているだけに、この悔しさを糧に戦いを続ければ勝利の美酒はすぐに味わえるはずだ。

 その他上位陣は、通算8アンダー単独3位にスティーブン・コンラン(豪)、通算7アンダー4位タイに石川と同じく前日2位タイの市原弘大、ドンファン(韓)が入った。全英オープン出場組では、平塚哲二が通算5アンダー7位タイ、藤田寛之が通算4アンダー13位タイ、池田勇太が通算1アンダー25位タイで4日間の競技を終えている。

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