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三つ巴のプレーオフ制しルーキーが優勝! 今田は57位タイ

2011/08/01 10:32
三つ巴のプレーオフ制しルーキーが優勝! 今田は57位タイ

 

 米男子ツアーに今季6人目となるルーキーのチャンピオンが誕生した。

 同ツアーのザ・グリーンブリア・クラシック(ウェストバージニア州、ザ・オールド・ホワイトC)は現地時間7月31日、最終ラウンドの競技を行ったが、決着は通算10アンダーで首位に並んだスコット・スターリングス(米)、ビル・ハース(米)、ボブ・エステス(米)の3人によるプレーオフにもつれ込んだ。

 ハースとエステスには優勝経験があるがルーキーのスターリングスにとってプレーオフすら初体験。しかしサドンデス1ホール目で格上の2人の目の前でバーディパットをねじ込み勝利を決めると、26歳のチャンピオンはパターを放り投げキャディと抱き合って喜びを表現した。

 この日首位と1打差の単独2位でスタートしたスターリングスは前半4ボギーを叩いて後退したが、10番から3連続バーディを奪って盛り返し、最終18番をバーディで締めてプレーオフ進出の権利をつかみ取る勝負強さを発揮した。この勝利で優勝賞金108万ドル(約8,500万円)を獲得したルーキーは次週、タイガー・ウッズ(米)が復帰戦に選んだWGC-ブリヂストン招待(4〜7日/オハイオ州、ファイアーストーンCC)へも滑り込みで出場することが決まった。

 これで今季ルーキーの優勝は6人目、ツアー初優勝者は10人に上る。プレーオフでの決着も多く、いかにツアー全体のレベルが拮抗しているかを物語っている。言い換えると誰が勝ってもおかしくない戦国時代に突入したということだ。

 前日単独トップに立ち復活Vが期待されたアンソニー・キム(米)はスコアを4つ落として通算6アンダーとし、トレバー・イメルマン(南ア)らと並び14位タイに終わった。また、日本勢で唯一出場の今田竜二もこの日はバーディを1つも奪えず、2ボギー、1ダブルボギーの4オーバー74の乱調。通算1オーバーで前日から29ランクダウンの57位タイで4日間の競技を終了した。

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