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ヨーロッパ勢メジャー7連続Vならず

2011/08/15 09:54
ヨーロッパ勢メジャー7連続Vならず

 

 ヨーロッパ勢のメジャー大会連続制覇は『6』でストップした。

 米男子ツアー今季メジャー最終戦、第93回全米プロゴルフ選手権(ジョージア州、アトランタ・アスレチックC)には、欧州ツアーを中心に活躍する選手のメジャー7大会連続優勝がかかっていたが、今回ばかりは地元アメリカ勢に軍配が上がった。

 現地時間14日に行われた最終ラウンド。欧州ツアー勢でもっとも優勝に近づいたのは40歳のアンダース・ハンセン(デンマーク)。6位タイからスタートしたこの日、終始安定したゴルフで5バーディ、1ボギーの4アンダー66をマーク。通算7アンダーはプレーオフ進出に1打足りなかったがメジャー大会での自己ベストを大きく更新する単独3位に食い込んだ。

 また、前半からチャージをかけ12番でイーグルを奪った時点で通算8アンダーまでスコアを伸ばし、首位に肉薄した41歳のロバート・カールソン(スウェーデン)にも逆転Vのチャンスはあったが、上がり3ホールで3連続ボギーを叩いて後退。通算5アンダーでデビッド・トムズ(米)、スコット・バープランク(米)と並び4位タイに終わっている。

 世界ランク1位のルーク・ドナルド(英)と同ランク2位のリー・ウェストウッド(英)はともに最終日2アンダー68で回り、通算3アンダー8位タイでフィニッシュ。ドナルドは上がり4ホールでボギー2つ、ウェストウッドも最終ホールでボギーを叩き、世界ランク108位のルーキー、キーガン・ブラッドリー(米)に勝利を譲った。

 ちなみにアメリカ勢がメジャー制覇を達成したのは昨年のマスターズでのフィル・ミケルソン(米)以来のこと。

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