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F.カプルス、7位タイ好発進! 首位はJ.スルーマン

2011/08/19 11:38
F.カプルス、7位タイ好発進! 首位はJ.スルーマン

 

 1992年のマスターズ王者、フレッド・カプルス(米)が米チャンピオンズツアーの今季最後のメジャー大会で復活の兆しを見せている。

 現地時間18日に開幕したコンステレーションエナジー・シニアプレーヤーズ選手権(ニューヨーク州、ウェストチェスターCC)の第1ラウンドは、1988年全米プロゴルフ選手権チャンピオンのジェフ・スルーマン(米)が6アンダー65で回って単独首位に立ち、ピーター・シニア(豪)、ゲイリー・ホールバーグ(米)の2人が1打差で追う展開となっている。そんな中で目立ったのがカプルスだ。

 今季は持病の腰痛に苦しみ、6週間前にドイツで治療を受けたばかりなのだが、この日は10番までに5バーディ(ノーボギー)を奪ってリーダーボードをするすると駆け上がっていった。その後、12番から3連続ボギーでスコアを落としたものの、16番でもう1つバーディを奪取して3アンダー68でホールアウト。首位のスルーマンに3打差の7位タイと絶好のスタートを切った。

 その他上位陣は、首位に2打差の4位タイにジェイ・ハース(米)、コリー・ペイビン(米)、マイケル・アレン(米)の3人がつけ、カプルスと並ぶ7位タイにマーク・オメーラ(米)、ラス・コクラン(米)らが続いている。また、同ツアー3年連続賞金王のベルンハルト・ランガー(独)はイーブンパー71で回って26位タイ。現在賞金王に向けて独走中のトム・レーマン(米)は首位に8打差の39位タイとやや出遅れている。

 日本勢でただ一人出場している尾崎直道は、4オーバー75の63位タイで初日の競技を終えた。

 今大会の舞台ウェストチェスターCCは、1963年から2007年まで40年以上もレギュラーツアーが行われていた名コース。小さなグリーンと狭いフェアウェイが特徴のためショットの精度が問われることもあり、シニアプレーヤーたちはここに戻って来られることを大歓迎しており、残り3日間も激戦が予想される。

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