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T.ゲイニー、ビッグネーム抑えて首位独走! 今田は予選落ち

2011/08/20 10:13
T.ゲイニー、ビッグネーム抑えて首位独走! 今田は予選落ち

 

 プレーオフ進出を懸けてビッグネームが必死の戦いを続ける中、36歳のトミー・ゲイニー(米)がトップの座をキープした。

 米男子ツアーのレギュラーツアー最終戦、ウィンダム選手権(ノースカロライナ州、セッジフィールドCC)は、大会終了後のフェデックスカップポイントランキング125位までに与えられるプレーオフ出場権が懸かる大事な一戦。現地時間19日に行われた第2ラウンドでは初日好発進を切ったアーニー・エルス(南ア/フェデックスカップポイント126位)やポール・ケイシー(英/同ランク147位)も上位をキープしたが、ゲイニーの勢いを止めることは出来なかった。

 初日に『63』を叩き出したゲイニーは、2日目も6バーディ、1ボギーの安定したゴルフで5アンダー65の好スコアをマーク。36ホールの大会記録2番目となる通算12アンダーまでスコアを伸ばし、後続に3打差をつけて先頭を走っている。

 会心のゴルフに見えるが本人からは「ティーショットが悪かった。左手首とヒジを1か月前くらいに痛めてアイシングが欠かせない。昨晩の雨でグリーンが柔らかかったのと、風がなかったので救われたけれど、フェアウェイを外す場面が多かったのが悔しい」と反省の言葉が口をつく。今季は4月のザ・ヘリテイジで単独3位に入るなどトップ10入りは5回を数え、現時点でフェデックスカップポイントランク40位とプレーオフ進出は問題ない。それよりも本人は「初日だろうが最終日だろうが、出る試合ではすべて優勝を目指している」と優勝の二文字しか眼中にない。

 その他上位は通算9アンダー2位タイにエルス、スチュアート・アップルビー(豪)、ウェブ・シンプソン(米)、ダニエル・サマーヘイズ(米)がつけ、通算8アンダー6位タイにケイシーの他、ジム・フューリック(米)、レティーフ・グーセン(南ア)らメジャーチャンピオンが並ぶ展開。エルス、ケイシーらと同様に滑り込みでのプレーオフ出場を目指すジャスティン・レナード(米/フェデックスカップポイント142位)も、通算7アンダー10位タイの好位置につけている。

 一方、日本の今田竜二は2日連続の69で通算2アンダー止まり。カットラインにわずか1打足りず惜しくも予選落ちに終わっている。

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