リベンジに燃えるP.シニア、J.クックらが参戦　米シニア

　ピーター・シニア（豪）、ジョン・クック（米）の2人が、先週のリベンジに燃えている。

　現地時間26日開幕の米チャンピオンズツアー、ボーイング・クラシック（ワシントン州、TPCスノクアルミーリッジ）に出場する2人は、先週のコンステレーションエナジー・シニアプレーヤーズ選手権で優勝争いを繰り広げた。残念ながらクックはプレーオフで、シニアは振り切られて、フレッド・カプルス（米）に優勝をさらわれてしまったが、2人は好調なプレーを続けている。

　開幕戦の三菱エレクトリック チャンピオンシップ at フアラライで優勝した勢いに乗ってシーズン入りしたクックは、アウトバック・ステーキハウス・プロアマ、モントリオール選手権と勝ち星を重ね、賞金ランキング2位でトム・レーマン（米）を追っている。

　一方のシニアもツアー2年目を迎えて毎週のように優勝争いに顔を出している。だが、残念ながら惜敗が続き、賞金ランキングは7位。初優勝を渇望しているのだ。

　2人だけではない。シーズンも終盤に入り、今大会を含めて残りは6試合。出場者が限られる最終戦チャールズ・シュワブカップ選手権（11月3〜6日／カリフォルニア州、ハーディングパークGC）で戦うために必死の選手もおり、戦いは日に日に熾烈さを増していく。

　カプルス、ベルンハルト・ランガー（独）、ジェイ・ハース（米）、ローレン・ロバーツ（米）ら実力者に混じって尾崎直道も出場。ツアー初優勝を狙う。