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T.ビヨーン逆転V! 5人でのプレーオフ制し今季2勝目

2011/08/29 07:41
T.ビヨーン逆転V! 5人でのプレーオフ制し今季2勝目

 

 5人でのプレーオフを制し、トーマス・ビヨーン(デンマーク)が逆転で今季2勝目を飾った。

 欧州ツアー、ジョニー・ウォーカー選手権(スコットランド、グレンイーグルス・ホテル)は現地時間28日、最終ラウンドの競技を終了。上位のスコアが伸び悩んだため、通算11アンダーに3打差3位タイからスタートしたビヨーンの他、前日のトーナメントリーダーのひとりであるマーク・フォスター(英)、ジョージ・コージー(南ア)、パブロ・ララサバル(スペイン)、バーンド・ウィースベーガー(オーストリア)の5人が並び決着はプレーオフにもつれ込んだ。

 最終18番パー5で繰り返し行われるプレーオフ。サドンデス1ホール目でまずウィースバーガーがボギーを叩いて脱落し、2ホール目でララサバルが姿を消した。残った3人が3ホール目を分け合い、4ホール目で8年ぶりの優勝を狙ったフォスターが無念のボギー。ビヨーンとコーテジーがともにバーディで5ホール目に進み、4ホール目に続いてバーディを奪ったビヨーンが栄冠に輝いた。

 今季全英オープンで4位に食い込んでいるビヨーンだが、全米プロゴルフ選手権では予選落ちを喫し傷心のままヨーロッパに戻って来た。「アメリカでは出来なかったことが今週は出来た。木曜日に素晴らしい滑り出しを切って、そして今日良いゴルフでトーナメントを締めくくることが出来た。最終ホールでマーク(フォスター)がミス(ボギー)をしなければプレーオフに進むこともなかったし、勝つこともなかった。彼には気の毒だけれど、ゴルフとはこういうもの」と今季2度目のトロフィーを掲げ自らの勝利を「誇りに思う」と満面の笑みを浮かべたビヨーン。これで同ツアーの賞金ランク8位まで浮上し、シーズン終盤台風の目になりそうだ。

 尚、2日目からトップを走ったイグナシオ・ギャリド(スペイン)はスコアを2つ落とし、通算9アンダー8位タイで終戦。ディフェンディング・チャンピオンのエドアルド・モリナリ(伊)は通算4アンダー22位タイ。前日、予選突破した中の最下位まで後退していた地元のヒーロー、コリン・モンゴメリー(スコットランド)は通算6オーバー64位タイで4日間の競技を終えた。

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