全米覇者R.マキロイ、手首の負傷が肘や肩にも影響

　全米オープン王者のローリー・マキロイ（北アイルランド）が、全米プロゴルフ選手権初日に手首を痛めた影響が、いまだに残っていることを明らかにした。

　同大会初日で木の根を打ってしまったマキロイは、そのまま何とかプレーを続けたものの64位タイと散々な結果に終わった。これについて自らのウェブサイトで「メジャーシーズンがあれで終わってしまったのは残念だが、予選を通過して4日間プレーできたことは誇りに思っている」とコメント。今週の欧州ツアー、オメガ・ヨーロピアン・マスターズ（現地時間9月1〜4日／スイス、クラン・シュル・シエール）には出場するが、手首を傷めた影響により、肘や肩まで痛め、練習した後はしばらく痛いことも明かしている。

　オメガ・ヨーロピアン・マスターズ、KLMオープン（現地時間9月8〜11日／オランダ、ヒルヴァーシュムGC）と2週連続で欧州ツアー出場を宣言し「世界ランキングNo.6まで落ちてしまったが、ここで勝てばNo.3に戻れると思う。それがいい目標になる」と強気なマキロイだが、本音は不安を抱えているに違いない。