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P.ミケルソン、中尺パターデビューは合格点!?

2011/09/03 12:04
P.ミケルソン、中尺パターデビューは合格点!?

 

 フィル・ミケルソン(米)が米男子ツアーのプレーオフシリーズ第2戦、ドイツ銀行選手権初日(現地時間2日/マサチューセッツ州、TPCボストン)に中尺パターを携え登場した。

 第1ラウンドの出だしは好調だった。1番、2番と立て続けに2.5メートルのバーディパットを沈め好ラウンドを予感させたミケルソン。しかし続く3番でボギーを叩いてからは一進一退の攻防が続き、結局1アンダー70と平凡なスコアで42位タイからのスタートとなった。

「スコアは別として短いパターより中尺の方がパッティングのフィーリングは良い気がする。このまま今週はこのパターを使い続けるよ。使う期間が短くなるか長くなるかはわからないけれど、感触はかなり良い」と手応えを感じた様子のミケルソン。

 中尺パターはお腹(ベリー)にグリップエンドを密着させてストロークするため、プレッシャーがかかった場面での打ち損じが少ないと言われている。先の全米プロゴルフ選手権ではキーガン・ブラッドリー(米)が中尺パター(別名:ベリーパター)を駆使して優勝を飾り注目を集めた。

「まだ自分は中尺初心者。ブレンダン・スティールやキーガン・ブラッドリー、マーティン・レアード、ウェブ・シンプソンらの選手は使いこなしているけれど、僕の場合は練習時間が圧倒的に足りていない」とミケルソンは不慣れであることを正直に打ち明ける。「でも今日は凄くいい感じだったんだ。とても楽しかった」とスコア以上に中尺パターの使い心地に満足感を滲ませていた。果たして残り3日、ミケルソンの中尺パターが火を吹く場面は見られるのだろうか。

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