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L.ウェストウッド『64』で急浮上! R.マキロイ単独3位

2011/09/04 11:49
L.ウェストウッド『64』で急浮上! R.マキロイ単独3位

 

 世界ランク2位のリー・ウェストウッド(英)がノーボギーの完璧なゴルフでリーダーボードを駆け上がった。

 欧州ツアー、オメガ・ヨーロピアン・マスターズ(スイス、クラン・シュル・シエール)は現地時間3日、第3ラウンドの競技を終了。前日10位タイにつけていたウェストウッドが4連続を含む7バーディの猛攻で7アンダー64をマーク。通算13アンダーまでスコアを伸ばし、首位のジェイミー・ドナルドソン(ウェールズ)に1打差の単独2位に浮上した。また、世界ランク6位のローリー・マキロイ(北アイルランド)は上がり3ホールで2ボギーを叩いたものの、7番でイーグルを奪うなど4アンダー67で回り、ウェストウッドに遅れること1ストロークの僅差で単独3位につけている。

 実はウェストウッド、先週までカリブ海のバルバドスでのホリデーを楽しんでいたそうで、「試合勘が戻っていない」と打ち明ける。「ここ2週間で6ホールしかプレーしていない。万全の準備をしたかといえば全くそうじゃないんだ。でもこういうときにノーボギーで回れたのは励みになる」と無欲の好プレーだったことを強調。このまま最終日もマイペースのゴルフで勝利を目指す。

 一方、この日首位タイでスタートしたものの、16番、17番の連続ボギーで単独3位に後退したマキロイは「こういう終わり方は良くないね。16番はスリーパットのボギー、17番は刻みながらフェアウェイバンカーにつかまってのボギー。でもまだ優勝のチャンスは大いにある。明日は早い段階でチャージをかけて上の2人にプレッシャーをかけたい。今のゴルフの状態なら『61』とか『62』とかビッグスコアが出そうな気がする」と強気のコメント。「世界のトッププレーヤーと優勝争いが出来て幸せ」という単独トップのドナルドソンも含め三つ巴の優勝争いに注目だ。

 その他、前週ジョニー・ウォーカー選手権で優勝を飾ったトーマス・ビヨーン(デンマーク)とゲイリー・ボイド(英)が通算11アンダー4位タイ。初日トップ発進のニック・ドハティ(英)はスコアを1つ落とし通算6アンダーでダレン・クラーク(北アイルランド)らと並ぶ25位タイに後退している。

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