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1ホール11打の乱調で優勝争いから消えたN.ワトニー

2011/09/06 11:44
1ホール11打の乱調で優勝争いから消えたN.ワトニー

 

 前週フェデックスカップポイントランク3位につけていたニック・ワトニー(米)が、米男子ツアープレーオフシリーズ第2戦のドイツ銀行選手権最終日(現地時間5日/マサチューセッツ州、TPCボストン)に『11』の大叩きを演じてしまった。

 好調を維持して今大会を迎えたワトニーは、首位に3打差12位タイと十分の逆転優勝が狙える位置にいた。ところが、逆転を狙ってスタートして早々の2番パー5に落とし穴が待っていた。

 第2打がグリーンオーバーすると、そこからのアプローチが大きすぎてグリーン手前のウォーターハザードにつかまってしまう。だが、打てないこともない。ワトニーは第3打をそのまま打とうとしたが、岩に阻まれて脱出できない。怒りのあまりにクラブを地面に叩きつけ、気を取り直してドロップ。6オン、3パットの『9』でこのホールを終えたはずだった。

 だが、後になってワトニーがクラブを叩きつけた場所がウォーターハザード内だったことが発覚。この時、ボールもまだウォーターハザードの中にあったことから2打罰が与えられ、スコアカードには『11』が記されることになった。

 ワトニーは逆転優勝を狙うはずが、この日9オーバー80の大叩きで通算1オーバー61位タイ。身から出たサビとは言え、あまりのことにがっくりと肩を落としていた。この結果、ポイントランクも7位に後退している。(STATS-AP)

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