三塚が単独首位　横峯は1打差2位タイに浮上！

　国内女子ツアー、今季公式戦第2戦の日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯（千葉・キングフィールズGC）は9日、第2ラウンドの競技を終了。ツアー通算3勝の三塚優子が、4バーディ、3ボギーの1アンダー71で回り、通算6アンダーとして単独首位に立った。前日に三塚とともに首位に並んでいた不動裕理は、この日5オーバー77で通算イーブンパーまでスコアを落とし、10位タイに順位を下げた。

　2009年開幕戦のダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント以来の優勝を狙う三塚は、前半を2バーディ、1ボギー、後半を2バーディ、2ボギーで回り、前日から1つスコアを伸ばしてホールアウトした。一方、第1ラウンドで4連続バーディを奪うなど好調ぶりを見せた不動だったが、インスタートのこの日は出だしの10番パー5で痛恨のダブルボギー。その後は5ボギー（2バーディ）を叩く大乱調で、5つスコアを落として2日目の競技を終えた。

　初日単独4位発進の横峯さくらは、前半を2アンダーで折り返すと、15番でこの日唯一のボギーを叩いてスコアを落とすも、次の16番ですぐさまバーディを奪い返した。結局、横峯はこの日2アンダー70でプレーして通算5アンダーとし、この日6バーディ、1ボギーの5アンダー67と大幅にスコアを伸ばしたカン・スーヨン（韓）とともに2位タイに浮上した。

　また、7バーディ、2ボギーと猛チャージを見せたディフェンディング・チャンピオンの藤田幸希がトップと2打差の単独4位に浮上。一方で初日首位と1打差の単独3位につけていた福嶋晃子は、1バーディ、3ボギーの2オーバー74を叩いて通算2アンダーの単独5位に順位を下げた。前週に2週連続Vを惜しくも逃した笠りつ子は、この日1オーバー73で回り、通算1アンダー。フォン・シャンシャン（中）らと並び6位タイにつけている。

　その他、前日51位タイと出遅れていた上田桃子はこの日イーブンパー72で回り、通算3オーバー30位タイ、目下賞金ランク首位のアン・ソンジュ（韓）は3つスコアを落としたものの、通算4オーバー37位タイで決勝ラウンドに進出している。