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横峯が単独首位浮上でメジャーVに王手!

2011/09/10 18:25
横峯が単独首位浮上でメジャーVに王手!

 

 国内女子ツアー、今季公式戦第2戦の日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯は10日、千葉県のキングフィールズゴルフクラブを舞台に第3ラウンドの競技を終了。上位陣のスコアが伸び悩む中、首位と1打差の2位タイからスタートした横峯さくらが、1アンダー71にスコアをまとめ、通算6アンダーで単独トップに躍り出た。3打差の2位タイには前日のトーナメントリーダー三塚優子とディフェンディング・チャンピオンの藤田幸希の2人がつけている。

 今季1勝を挙げ現在賞金ランク5位の横峯はこの日、3番でバーディを奪うも、その後ボギーを2つ叩いて1オーバーでハーフターン。それでも12番でバーディを奪って立て直すと、16番パー3でもバーディを奪取する。後半をノーボギーで乗り切った横峯は1アンダー71をマーク。2009年最終戦のLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ以来のメジャータイトルに王手をかけた。

 後続に3打差をつけて最終日を迎えることになった横峯だが、「3打差あってもないようなものなので、(明日は)自分のゴルフを最後まで出来るようにしたい。すごくいい位置にいると思うので、集中して頑張りたい」と気を引き締めつつも、初の日本女子プロのタイトル奪取に意欲を燃やしている。

 初日から首位の座をキープしてきた三塚は、スコアメイクに苦しむ1日となった。前半を2バーディ、3ボギーで回り1つスコアを落として折り返すと、後半出だしの10番でバーディを奪うも12番、13番で連続ボギー。終盤の17番でもボギーを叩いて3オーバー75でホールアウト。ただ、横峯に首位の座を譲ったものの通算3アンダーの2位タイで、1オーバー73で回った藤田とともに優勝圏内をキープしている。

 その他上位陣は、単独5位タイからスタートした福嶋晃子が、3バーディ、4ボギーの1オーバー73でラウンドし、森田理香子、フォン・シャンシャン(中)らと並んで通算1アンダーの4位タイ。さらに1打差の8位タイに不動裕理、服部真夕ら3人が続いている。

 一方で、前週に2週連続Vを惜しくも逃した笠りつ子は、3つスコアを落として通算2オーバーの16位タイに後退。横峯と同じく前日2位タイのカン・スーヨン(韓)はダブルボギーを3つ叩くなど9オーバー81の大乱調。諸見里しのぶ、全美貞(韓)らと並ぶ通算4オーバー25位タイに順位を下げた。

 また、現在賞金ランクトップのアン・ソンジュ(韓)は5オーバー75で通算9オーバー56位タイ、上田桃子は通算6オーバー43位と下位に低迷している。

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