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R.マキロイ、ツートップに3打差8位から逆転Vあるか!?

2011/09/11 11:42
R.マキロイ、ツートップに3打差8位から逆転Vあるか!?

 

 ムービングデーの追い上げはならなかった。しかしバックナインで4バーディと盛り返したローリー・マキロイ(北アイルランド)が逆転可能なポジションをキープした。

 欧州ツアーのKLMオープン(オランダ、ヒルフェルスムGC)は現地時間10日、日没サスペンデッドとなった第2ラウンドの続きと第3ラウンドの競技を終了。通算10アンダーまでスコアを伸ばしたジェームス・キングストン(南ア)とゲイリー・オール(スコットランド)の2人が単独3位のデビッド・リン(英)に1打差をつけ首位に並んだ。

 またここ2年近くトップ10入りのないポール・マクギンリー(アイルランド)が第3ラウンドで6アンダー64のシーズンベストをマーク。通算8アンダーとしニコラス・ファース(スウェーデン)、アレクサンドレ・カレカ(仏)、サイモン・ダイソン(英)と並び4位タイに浮上した。

 注目のマキロイは予選ラウンドを8位タイで通過すると、チャージが期待された第3ラウンドの出だし4ホールで2つボギーを叩いて一歩後退。しかしバックナインでは別人のゴルフで奇数ホールすべて(11番、13番、15番、17番)でバーディを奪い返して2アンダー68で回り、通算7アンダーとして首位の2人に3打差ながら逆転V可能な単独8位の座をキープした。

 世界ランク2位のリー・ウェストウッド(英)はスコアを伸ばせず通算4アンダーの18位タイに後退。さらに、同ランク3位のマーティン・カイマー(独)はカットラインに3打及ばず予選落ちを喫している。同ランク4位からNo.1の座を狙うマキロイにとって、最終日のプレー次第ではライバルたちに追いつき、追い越す大きなチャンス。女子テニス界で世界ランク1位に君臨する恋人カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)に相応しい男になるため「世界ランク1位を目指すことが大きなモチベーションになっている」と言う22歳の最終日のプレーに注目だ。

 尚、日曜(現地時間11日)は荒天が予想されるため、主催者側は最終ラウンドのスタート時間を繰り上げることを決めた。最初の組が現地午前8時から、最終組は10時からスタートする予定。さらに、インとアウト両方のティーを使って1組3人ずつでラウンドし、スムーズな進行を模索する。

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