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20歳の遼が今季初優勝へ! アジアパシフィック パナソニックオープン

2011/09/21 12:10
20歳の遼が今季初優勝へ! アジアパシフィック パナソニックオープン

 

 石川遼がホスト大会で待望の今季初優勝を狙っている。

 プロ1年目の2008年は1勝だったが、2009年は4勝して賞金王、昨年も3勝して国内男子賞金ランキング3位となった石川だが、今年は2位が3回、3位が2回あるものの、シーズン後半戦に入っても未だに勝ち星がない。

 マスターズ20位タイ、全米オープン30位タイと、賞金額の大きいメジャーでの結果が効いて、現在は同賞金ランキング首位だが、ここ2週間はTOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Woodを欠場し、さらにANAオープンゴルフトーナメントでは予選落ちと今ひとつ。17日に迎えた20歳の誕生日も、予選落ち後に寂しく迎える羽目に。

 22日に幕を開けるアジア太平洋地域No.1決定戦で、国内男子ツアーの一戦でもあるアジアパシフィック パナソニックオープン(滋賀・琵琶湖カントリー倶楽部)は、所属先であるパナソニックが主催者だ。スポンサーが多く、ホストとしての役割がある試合が多い石川ではあるが、この試合は正真正銘のホストトーナメント。第1回大会が2008年で、石川のプロ転向と共に始まったこともあり、まさに石川ありきの大会と言っても過言ではない。

 だが、過去3年の結果はそれぞれ予選落ち、16位タイ、13位タイ。大会ポスターには歴代優勝者の谷原秀人(2008年)、丸山大輔(2009年)、ブレンダン・ジョーンズ(豪/2010年)、昨年賞金王の金庚泰(韓)とともに写真が載っているが、あくまでも所属選手という扱いだ。これでは日本のツアーを引っ張る男として面子が立たない。

 また、11月のザ・プレジデンツカップ(現地時間17〜20日/豪州、ロイヤル・メルボルンGC)には、グレッグ・ノーマン(豪)率いる世界選抜チームのメンバーとなることも決まった。20歳になり名実ともに大人の仲間入りをした直後の大切な大会に、思いのすべてをぶつける。

 他に先週のANAオープン2位タイの小田孔明、同大会で3年ぶりの復活優勝を逃し、やはり2位タイに終わった片山晋呉、今季2勝目を狙う池田勇太らも参戦。アジアンツアーからの実力者たちを相手に、国内男子ツアーの誇りをかけて戦う。

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