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賞金王を争う石川、池田がともにイーブンパー33位タイ発進

2011/09/22 18:19
賞金王を争う石川、池田がともにイーブンパー33位タイ発進

 

 関西有数の難易度を誇る名門コース、滋賀県の琵琶湖カントリー倶楽部を舞台にアジア太平洋地域No.1決定戦の幕が上がった。

 国内男子ツアー、アジアパシフィック パナソニックオープンは22日、第1ラウンドの競技を終了。ホストプロで賞金ランク1位の石川遼、そして同3位の池田勇太の注目の2人がともにイーブンパー71で回り、首位と7打差の33位タイ発進となり、単独首位には7アンダー64でホールアウトしたジェイブ・クルーガー(南ア)が立っている。

 今月17日に誕生日を迎えたばかりの石川だが、二十歳最初の試合は静かな滑り出しとなった。インからスタートすると、11番でバーディを先行させるが、直後の12番で3パットのボギー。その後はパーを拾うような展開が続き、後半でバーディとボギーを1つずつ加えてイーブンパー71でホールアウト。今年で4回目となる同大会にホストプロとして出場し続けながらも未勝利が続いている石川は「ぜひ、優勝という形で恩返ししたい」と大会前に意欲を語っていただけに、今後の巻き返しでなんとか栄冠を勝ち取りたいところ。

 石川同様にイーブンパーで初日を終えた池田は、1アンダーで臨んだ後半4番でのダブルボギーが痛かった。それでも最終9番をバーディフィニッシュとし、良いイメージを残して2日目へ。一方で、昨季賞金王で今季も同ランク2位につけている金庚泰(韓)は、インスタートの前半17番までは3アンダーと首位争いを繰り広げながらも、18番からの3連続ボギーで失速。8番でもボギーを叩いて1オーバー72でホールアウト。48位タイに沈み早くも優勝に向けて黄色信号が灯っている。

 その他、後続に3打差をつけて単独首位に立ったクルーガー以外は、賞金ランク4位のベ・サンムン(韓)、2009年同大会王者の丸山大輔など4人が4アンダー67の2位タイに並び、1打差の6位タイに松村道央、宮里聖志ら6人、さらに1打差12位タイに平塚哲二、藤田寛之、金度勲(韓)ら13人が続く大混戦となっている。なお、ディフェンディング・チャンピオンのブレンダン・ジョーンズ(豪)は1オーバー72の48位タイと大きく出遅れた。

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