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フォールシリーズ初戦はルーキー2人が首位発進! 今田48位タイ

2011/09/30 13:03
フォールシリーズ初戦はルーキー2人が首位発進! 今田48位タイ
フォールシリーズ初戦。今季デビュー直後に初優勝を挙げたルーキーのJ.ヴェガスが自己ベストの8アンダー63をマークして首位タイ発進。(写真提供:AP/アフロ)

 

 今年1月に初Vを挙げたジョナサン・ヴェガス(ベネズエラ)、ツアー未勝利のウィリアム・マクガート(米)の2人が激戦を引っ張っている。

 来季のシード権(出場権)がかかる賞金ランク125位以内をかけた面々を中心にサバイバルレースが繰り広げられる米男子ツアーのフォールシリーズ初戦、ジャスティン・ティンバーレイク・シュライナーズ・ホスピタルズ for チルドレン・オープン第1ラウンド(ネバダ州、TPCサマリン)は、いずれも自己ベストの8アンダー63を叩き出した2人が首位を並走。1打差で追うネイザン・グリーン(豪)、チャーリー・ウィー(韓)を筆頭に5打差以内に62人がひしめく大混戦となった。

 首位の2人はいずれもルーキー。ヴェガスは、1月のボブホープ・クラシックでツアーカード取得後2試合目にしていきなり初優勝を挙げ、ツアーにセンセーションを巻き起こした。現在賞金ランクは47位で来季シード権の心配をする必要はない。だが、マクガートのほうは、まだ同ランク137位で来季の出場権が危ぶまれており、好スタートを生かして上位に入って賞金を稼ごうと必死の戦いが続く。

 上位陣には来季の出場権が確定していないメンバーも数多くいる。首位と2打差の5位タイには、賞金ランク119位のロッド・パンプリング(豪)、同121位のマット・ジョーンズ(豪)、同122位のスティーブ・フレッシュ(米)、同141位のギャレット・ウィリス(米)、同148位のボーン・テイラー(米)、同156位のアレックス・チェイカ(独)らがずらりと並ぶ。さらに1打遅れた5アンダー66の16位タイには、2001年全英オープン覇者のデビッド・デュバル(米/同ランク152位)の名前もある。

 そうかと思えば、やはり5位タイの中には、今季2勝で現在同ランク3位と余裕のニック・ワトニー(米)もおり、戦いの行方から目が離せない。

 また、日本勢でただ一人出場している今田竜二は、3アンダー68でラウンドして48位タイ。賞金ランキングは86位で来季の出場権は安泰だが、混戦模様で好スコアの出るコースだけに逆転でのツアー通算2勝目に期待したい。

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