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K.ナの“疑惑の素振り”裁定は…!?

2011/10/02 11:59
K.ナの“疑惑の素振り”裁定は…!?

 

 優勝争いの先頭を走るケビン・ナ(米)の“疑惑の素振り”は、おとがめなしとなったようだ。

 米男子ツアーのフォールシリーズ初戦、ジャスティン・ティンバーレイク・シュライナーズ・ホスピタルズ for チルドレン・オープン第3ラウンド(現地時間1日/ネバダ州、TPCサマリン)。前日トップタイに浮上したナは前半から快調にスコアを伸ばして優勝争いを引っ張ったが、後半に入るとその勢いがピタリと止まった。

 10番からスコアカード通りのプレーが続き、迎えたワンオン可能な15番パー4。ティーショットを放つ際、アドレスに入ったナはクラブを大きく振りかぶりビッグドライブを繰り出すかに見えた。ところがヘッドはボールの遥か上をすり抜けボールは元あった場所からピクリとも動かなかった。傍目には空振りに映ったこのショット。空振りならばそれも1打と換算しなければならないのが…。

 しかし競技委員がビデオテープを検証した結果は、打とうとしたが途中でしっくりいかず、打つのをやめたものと見なされおとがめなし。ナはその後16番でバーディを奪って先にホールアウトしたニック・ワトニー(米)と通算17アンダーで並び、首位タイから最終日念願のツアー初優勝を狙うことになった。明日ナにはこの日の後半のモヤモヤを吹き飛ばすような爽快なプレーで優勝戦線を賑わしてもらいたいものである。

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