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F.カプルスが久々の登場、タイトルと来季シード争いも白熱! 米シニア

2011/10/07 13:01
F.カプルスが久々の登場、タイトルと来季シード争いも白熱! 米シニア

 

 ザ・プレジデンツカップ(現地時間11月17〜20日/豪州、ロイヤル・メルボルンGC)米国チーム主将のフレッド・カプルス(米)が、大会約1か月前の今、選手として米チャンピオンズツアーに参戦する。

 ただでさえ重責の主将という仕事を抱えた上、当然チームにいるべきタイガー・ウッズ(米)が不調で、主将推薦で選出しなければならないと言う事情もあり、ここのところ自らのプレーどころではなかったカプルス。だが、ヒューストン大時代を過ごした懐かしいテキサスで、連覇のかかるインスぺリティ選手権(現地時間7〜9日/テキサス州、ザ・ウッドランズCC)では、久々に選手としての表情を見せる。

 カプルスは腰に持病を抱えており、今季も出場したのは同ツアーでは7試合だけ。だが、メジャー大会のコンステレーションエナジー・シニアプレーヤーズ選手権では優勝と、結果はそれなりに出している。テキサスでの試合は、いつも以上に地元ギャラリーが応援するとあってモチベーションも高い。名誉をかけたプレジデンツカップに臨む前に、自らの勝利で景気をつけようと、勝利に向かって突き進む。

 一方、フルフィールドの大会はこれを含めてわずかに2試合。フィールドの限られた最終戦チャールズ・シュワブカップ選手権(11月3〜6日/カリフォルニア州、ハーディングパークGC)を入れても3試合とシーズン大詰めを迎え、タイトル争い、来季の出場権争いともにヒートアップしている。

 賞金ランキングでも、チャールズ・シュワブカップポイントランクでも首位にいるのはトム・レーマン(米)。ほぼシーズンを通してツアーを引っ張ってきており、あと少しでタイトルが手に入る。「シーズン終了のことまではあまり考えないようにしてきたんだ。だれが勝って誰が負けるかではなく、自分のポジションをしっかり認識し、チャンスだけを見つけているんだ」と、集中力を保ってタイトル獲得に向かう。

 賞金ランキング30位までの来季出場権に、手が届きそうであと一歩の33位にいる尾崎直道を始め、ボーダーライン上の選手たちにとっては、必死の戦いが続く。

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