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石川遼が単独トップ浮上! 勇太9位タイ、アマ伊藤は予選落ち

2011/10/07 17:43
石川遼が単独トップ浮上! 勇太9位タイ、アマ伊藤は予選落ち

 

 国内男子ツアー、キヤノンオープンは7日、神奈川県の戸塚カントリー倶楽部を舞台に第2ラウンドの競技を終了。単独2位からスタートした石川遼が7バーディ、2ボギーの5アンダー67で回り通算12アンダーで単独トップに躍り出た。1打差の単独2位には6アンダー66をマークした小山内護がつけ、さらに2打差の3位タイには久保谷健一、H・T・キム(韓)の2人が続いている。また、今季2勝目を狙う池田勇太は2アンダー70でラウンドして通算6アンダー9位タイとなっている。

 今季初Vを狙う石川は初日に続き、この日も快調にスコアを伸ばしていった。前半はショートホール(5番、8番)でボギーを叩いたものの、4つのバーディを奪って2アンダーでハーフターン。後半に入ると、15番、16番の連続バーディを含む3つのバーディを加えて5アンダー67でフィニッシュ。リーダーボードの最上段に浮上して決勝ラウンドを迎える。

 石川に続く2位につけたのは、この日のベストスコアタイの「66」をマークした小山内。インからスタートし、出だし直後の11番でボギーを叩いたものの、12番、13番の連続バーディで挽回すると、15番から3連続でバーディを奪って前半は4アンダー。後半はさらに2つスコアを伸ばして通算11アンダーでホールアウトした。

 また、首位と4打差の7位タイからスタートした池田は、出だし3連続バーディと最高のスタートを切る。しかし、その後2つのボギーを叩いて1アンダーで折り返すと、16番まではスコアカード通りの我慢のゴルフが続く。それでも17番でバーディを奪った池田は前日より2つスコアを伸ばして通算6アンダーとし、岩田寛と並ぶ9位タイで予選ラウンドを終えた。

 その他上位陣は、前日単独トップのチャワリット・プラポール(タイ)が冨山聡と並んで通算8アンダーの5位タイ。さらに1打差の7位タイに宮本勝昌、立山光広の2人がつけている。また、ディフェンデング・チャンピオンの横田真一は3アンダー69でラウンドし、谷口徹、矢野東らと並んで通算3アンダー22位タイ、前日23位タイの藤田寛之はイーブンパー72の通算2アンダー33位タイで予選突破を果たしている。

 一方で、前週優勝のベ・サンムン(韓)は1オーバー73とスコアを崩して、カットラインに1打及ばず、平塚哲二らとともに通算1オーバー63位タイで予選通過ならず。また、9月のANAオープンゴルフトーナメントで単独6位に入るなど注目を集めた高校1年のアマチュア、伊藤誠道(杉並学院高)はイーブンパー72で回ったものの、初日の出遅れが響き通算4オーバー87位タイで予選落ちを喫した。

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