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古閑、引退表明後の初戦は54位タイと苦しいスタート 首位は野村

2011/10/07 18:11
古閑、引退表明後の初戦は54位タイと苦しいスタート 首位は野村

 

 国内女子ツアー、SANKYOレディースオープン(群馬県、吉井カントリークラブ)が7日に開幕。今季限りでの引退を表明している古閑美保は、3オーバー75で54位タイと苦しいスタートとなった。単独トップには4アンダー68で野村敏京が立っている。

 左手首の故障などにより、先週に今季限りでの引退を表明した古閑は、最初の1番でいきなりボギー。続く2番でバーディを奪取したが、前半残り7ホールで3ボギーを叩き、3オーバーで後半へと突入。そして11番でこの日2つ目のバーディを決め、その後5ホールはスコアカード通りのゴルフを展開したが、17番で5つ目のボギーを叩くと、最終18番をパーで締めたが3オーバー75でホールアウト。諸見里しのぶらと並び54位タイでの苦しいスタートとなった。

 初日単独首位に立ったのは、今季の国内ツアープロ転向デビュー戦で初勝利を挙げた野村。前半を1バーディ、1ボギーのイーブンで折り返すと、後半出だしの10番、さらに13番、15番、そして最終の18番でバーディを沈めて5バーディ、1ボギーの4アンダー68でラウンド。今季2勝目に向けて好スタートを切っている。

 首位と1打差の2位タイには、前半7バーディ(1ボギー)を奪うも、後半で1バーディ、2ボギー、1ダブルボギーと失速した大山志保とシン・ヒョンジュ(韓)の2人。さらに1打差の4位タイには李知姫(韓)、新人のオナリン・サタヤバンポット(タイ)ら5人がつけた。

 また、賞金ランク1位でディフェンディング・チャンピオンのアン・ソンジュ(韓)は、1アンダー71で9位タイ。そして、先週の日本女子オープンゴルフ選手権競技でメジャー初優勝を飾った馬場ゆかりはイーブンパー72で15位タイ。賞金ランク4位の有村智恵は1オーバー73の26位タイとなっている。

 なお、賞金ランク2位の横峯さくらは2オーバー39位タイと出遅れた。

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