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L.ドナルドがトップ10圏内浮上! 首位は無名のL.スラッテリー

2011/10/08 11:21
L.ドナルドがトップ10圏内浮上! 首位は無名のL.スラッテリー

 

 欧州ツアーのマドリード・マスターズ(スペイン、エル・エンシン・ゴルフホテル)は現地時間7日、第2ラウンドの競技を終了。連覇を狙う世界ランキングNo.1のルーク・ドナルド(英)が、首位と5打差ながらトップ10圏内に浮上した。

 初日15位タイ発進のドナルドは、上がり3ホールで2つボギーを叩き、2アンダー70にとどまったが通算6アンダーと、単独首位のリー・スラッテリー(英)に5打差の9位タイに順位を上げ、週末のチャージに期待を持たせた。

 現在、ドナルドは欧米両ツアーの賞金ランキング1位を快走しており、同時賞金王なら史上初の快挙。連覇を達成すればまた一歩大記録に近づくことになり、週末のドナルドの動向から目が離せない。

 一方、単独トップに立った33歳のスラッテリーは、現在世界ランク328位。賞金ランクも136位と、いまだドバイで行われる最終戦への出場権を確保できていない。しかしこの日は「序盤でペースを掴んで良い流れができた。とりわけパットが冴えていたね。チャンスはすべて逃さずねじ込んだ」と好調なプレーで7バーディ(1ボギー)を量産。「こんなにリラックスしてゴルフをした記憶はない」と端正な顔をほころばせた。

 そのスラッテリーに1打差の2位タイに、昨年WGC-HSBCチャンピオンズのビッグタイトルを獲得しているフランセスコ・モリナリ(伊)と、地元のエドアルド・デ・ラ・リバ(スペイン)が続き、通算9アンダー単独4位にロレンゾ・ギャグリ(伊)がつけている。

 初日のトーナメントリーダー、ロス・マクゴーワン(英)はスコアを伸ばせず、通算8アンダーで5位タイに後退している。

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