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来季シード目指す尾崎43位タイ出遅れ 上位陣の顔ぶれは順当

2011/10/08 11:58
来季シード目指す尾崎43位タイ出遅れ 上位陣の顔ぶれは順当

 

 今季好調な選手たちが順当に上位を賑わす中、来季のシード権(出場権)を模索する尾崎直道はスタートダッシュとはならなかった。

 米チャンピオンズツアーのインスぺリティ選手権(テキサス州、ザ・ウッドランズCC)が現地時間7日に開幕。フルフィールドの大会はこれを含めてわずかに2試合となり、フィールドの限られた最終戦チャールズ・シュワブカップ選手権(11月3〜6日/カリフォルニア州、ハーディングパークGC)を入れても3試合とシーズン大詰めを迎え、タイトル争いと来季の出場権争いともにヒートアップしている。

 そんな中、現在賞金ランク33位とシード権獲得圏内(トップ30)まであと一歩の尾崎は、5つバーディを奪いながら、3連続を含む4ボギーとダブルボギー1つを叩く出入りの激しいゴルフで、1オーバー73止まり。優勝争いからはほど遠い43位タイと出遅れた。

 今季の尾崎はシーズン序盤、3試合連続トップ3入りするなど悲願のアメリカ初優勝も間近かと思わせた。ところが7月初旬のトップ10入りを最後に調子を落とし、シーズン大詰めになっても来季のシード権を確定できないジレンマに悩まされている。残り2ラウンド、迷いを吹っ切り目の前のショットに集中できるかどうかが、再浮上の鍵を握ることになりそうだ。

 初日はノーボギーの9アンダー63をマークしたマイケル・アレン(米)が単独トップ。3打差の単独2位に現在賞金ランク2位につけているジョン・クック(米)が続き、4打差の3位タイに目下賞金ランク1位のトム・レーマン(米)と、同ランク3位のマーク・カルカベッキア(米)がつける展開となっている。

 自らが主将(米国チーム)を務めるザ・プレジデンツカップ(現地時間11月17〜20日/豪州、ロイヤル・メルボルンGC)に、主将推薦で選出したタイガー・ウッズ(米/米男子ツアーのフライズ・ドットコム・オープンで予選通過確実)の動向が気になるフレッド・カプルス(米)は、4アンダー68で5位タイとまずまずの滑り出しを見せている。

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