ツアーニュース

タイガー予選突破確実! P.ケイシー暫定トップ浮上

2011/10/08 13:44
タイガー予選突破確実! P.ケイシー暫定トップ浮上
フォールシリーズ第2戦2日目。86位タイからスタートしたタイガーだったが、6バーディを奪うなど初日の出遅れを挽回して暫定40位タイまで浮上。予選通過を確実にした。(写真提供:AP/アフロ)

 

 タイガー・ウッズ(米)がおよそ2か月ぶりに60台をマークし、世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズ以外では4月のマスターズ以来半年ぶりに予選通過を確実なものとした。

 来季のシード権(出場権)がかかる賞金ランク125位以内を目指す選手たちが激戦を繰り広げる米男子ツアー、フォールシリーズ第2戦のフライズ・ドットコム・オープン第2ラウンド(現地時間7日/カリフォルニア州、コードベールGC)は霧の影響で日没サスペンデッドが決定したが、この日午前中にスタートし18ホールを回り終えたタイガーは、3連続を含む6バーディ(3ボギー)を奪い3アンダー68をマーク。通算1アンダーまでスコアを戻し初日の86位タイから暫定40位タイに浮上し、決勝ラウンド進出を確実にした。

「予選落ちは嫌いだ。予選を通らなきゃ優勝のチャンスがないんだからね。これで週末まだチャンスを追いかけられる」と完全復活に向け意欲を見せたタイガー。初日のラウンド後は練習グリーンに直行し1.5メートル前後のショートパットのチェックに没頭。さらにパターのソール(底)に鉛を貼って重さを調整した効果が早くも表れた格好だ。来月に迫ったザ・プレジデンツカップ(現地時間11月17〜20日/豪州、ロイヤル・メルボルンGC)に弾みをつけるためにも、週末に久々のタイガーチャージを見せて欲しい。

 またこの日暫定トップに立ったのは7アンダー64の好スコアで通算8アンダーまでスコアを伸ばしたポール・ケイシー(英/18ホール終了)。世界ランクトップ50以内にランクインしながら、今季は5月の半ばから悩まされている足のケガの影響で現在賞金ランク135位とシード落ちの危機に直面している。だが「今日のショットは今年一番の出来だった」と復調をアピール。シード権死守のためにも週末負けられない戦いが続く。

 その他、通算7アンダー暫定2位タイにアーニー・エルス(南ア/16ホール終了)とバド・コーリー(米/18ホール終了)の2人がつけ、通算6アンダー暫定4位タイにギャレット・ウィリス(米/18ホール終了)らが続いている。

 日本勢唯一出場の今田竜二は1アンダー70にスコアをまとめたが初日の出遅れが響き、通算3オーバー暫定97位と予選突破は絶望的な状況となっている。

関連記事

  1. my caddie
  2. ツアーニュース
  3. タイガー予選突破確実! P.ケイシー暫定トップ浮上
×